Yahoo!ニュースで見つけた事故。

怪我されたアルバイトの方は本当にお気の毒だと思いますが、これ、全く他人事ではないですよね。
噛み癖のある馬は割といるし、腹帯を嫌がる馬も沢山います。と言うか嫌がらない子の方が珍しい。
馬友さんのクラブでも、数年前に同様の事故が起きたと聞きました。

私は口カゴをつけるよう指導されている子でも、基本的に口カゴはしません。
馬のストレスを極力減らそうと言う想いからですが、それで噛まれても自己責任なので文句は言いません。
でも、それで良いのでしょうか?

腹帯も乗ってからしっかり締めるようにして、乗る前は腹帯託革の穴せいぜい2つぐらい。
それでも嫌がる馬は嫌がって噛みに来たりします。

馬は繋がれていない状態だったら、自分の体の真ん中辺りまで口が届きますから、腹帯の辺りは噛もうと思えば噛めますよね。
両側を繋いでおけばそこまでは届きませんが、それでも肩口ぐらいまでは来ます。

私も一つ間違えたら同じ事故に遭う可能性がないわけではありませんね。

どのような状況でこの事故が起こったのかわかりませんが、同じ馬を扱う者としては、この馬は大丈夫とか自分は大丈夫とか、決して慢心せずに、改めて気を付けなくてはいけないなと強く思いました。