国立がん研究センター中央病院へ初診 | 0.1%以下の希少がん ~妻の気管癌(腺様嚢胞癌)についての備忘録~

0.1%以下の希少がん ~妻の気管癌(腺様嚢胞癌)についての備忘録~

2016年4月15日。妻が36歳で腺様嚢胞癌と告知されました。
このブログはそんな病気とどう向き合って生きていくかを
綴っていきます。
希少がんということで同じ境遇の方々のご参考になれば幸いです。

2016年4月21日(木)
 
この日は国立がん研究センター中央病院に行きました。
 
先日、国立がん研究センター東病院宛に紹介状をかいてもらう
ように先生に言いましたが、そのあと家で色々調べて中央病院
のほうが良いかなと思って変更してもらいました。
 
こちらの病院には世界初となる病院設置型加速器による
ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の情報があったからです。
もしこの治療が受けられれば、切らない治療が行えるかもしれない。
そんな期待を込めて、頭頚科の先生に初診ということでお話しを伺いに行きました。
 
何とか喉頭を温存したい。その思いで。
 
気管切開したところから、気管支鏡をいれていろいろ確認した
結果、
 
先生によると、やっぱりギリギリのラインということでした。
部分切除ということもできなくはないが、その場合は手術中に
細胞を検査しつつダメだったら術中に全摘をする形となるらしい。
 
または最初から全摘出のどちらか。
 

ちきしょう。どいつもこいつも全摘の話しばかりしやがって。
 
そこで調べてたホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の治験が
受けられないか聞いてみたところ、放射線の先生に電話で
確認してくれました。
 
しかし、まだ試験段階のため実用化まで1年以上かかる見込み
とのことでした。現段階でいつぐらいから治療が受けられるか
の回答ができないということでした。
あえなく撃沈。

次に陽子線か重粒子線で何とかならないか提案したら、
放射線科の先生に再度連絡入れてくれて診察してくれる
ということになりました。
 
こんなことなら最初から放射線科に行けばよかったと激しく
後悔。
 
その先生は毎週水曜日に中央病院に来ているのだが、いつもは
東病院にいるらしい。そのため、来週の水曜日に予約を入れて
この日の診察を終えました。

この病院は築地にあるため、帰りは市場でランチして帰ると決めてました。
 
大体相場は1000円~1500円ぐらいでしょうか。

二人で海鮮丼食べて帰宅しました。
 

ちなみにホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の情報は
はまさんという方のブログから知りました。
はまさんのブログはがんサバイバーにとって有益な情報が
とてもわかりやすく整理されているので大変助かってます。
↓ご参考までに!!