働き方と子育てのヒント集

働き方と子育てのヒント集

会社員が仕事で効率良く成果を上げて、子育てなどのプライベートも大いに楽しむため、働き方、ワークライフバランス、子育てなどに関してお役に立つ情報をお伝えします。


ビジネスコンサルタントの中倉誠二です。
このブログでは、働き方、イクボス、業務改善、ワークライフバランス、子育てなど、働き方に関連することを中心に書いています。少子化時代の今、企業には真の働き方改革を進めることで、働きやすく働きがいのある職場づくりが求められています。これは、企業が勝ち残るために必須の取り組みです。

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 子どもが笑顔で育つためのキーワードが「安心感」「好奇心」「自己肯定感」の3つ。子育て経験談を交えながら読みやすい文章で書いています。

<子育てが大変だと感じているパパ、ママへ>
 

だまされたと思って、拙著『双子を東大に入れた父が教える 頭のいい子の育て方』を読んでみませんか?

この本では、どのような考え方を持って、どのように子どもに接したら、子どもがのびのびと笑顔で成長し、親も子育てが楽になって笑顔が増えるか、そのような内容について書いています。

特に幼少期における親子のコミュニケーションで意識することなど、日々の子育ての役に立つと思います。自分の子育て経験談も交えて、具体的に分かりやすい内容になっています。

ちょっとキャッチーなタイトルですが、決してお勉強についての内容ではありません。タイトルは出版社の意向によるもので、特に頭のいい子に育てようと思って子育てをしたわけではありません。子どもが伸び伸びと育つように考えて子育てを続けたら、結果的に頭のいい子になったという意味です。

この本の内容は次の通りです。
 第1章 父親も子育てする時代
 第2章 良好な夫婦関係のコツ
 第3章 子育てキーワード1「安心感」
 第4章 子育てキーワード2「好奇心」
 第5章 子育てキーワード3「自己肯定感」
 第6章 子は親を映す鏡

大事なポイントは「安心感を与える」「好奇心を潰さない」「自己肯定感を伸ばす」の3つです。
特に乳幼児のパパ、ママ、これから親になる方は、この本を読んでいただければ、きっと子育てが楽になり、家族の笑顔が増えるヒントが見つかるはずです。

興味のある方は、ぜひAmazonで詳細を見てみてください。
『双子を東大に入れた父が教える 頭のいい子の育て方』

 

 

女性には出産という人生の一大イベントがあり、その後に長期の育児休業を取得する人も多いでしょう。そして、仕事に復帰したときによく聞くのは、「長期のブランク期間ができて大丈夫だろうか」という不安です。

一般的には、育休期間=ブランク(空白)期間とよく言われますが、決してそうではありません。たしかに、現場の業務からは離れるので、その間に実務スキルの向上はストップしますが、前回前々回にも書いた通り、多くのビジネススキルがアップします。今回は育休について、具体的なビジネススキル向上以外のメリットを書きたいと思います。

 

会社で施策や何かの提案を考えるとき、「幅広い視野を持って考えろ」とか「多くの視点から検討しろ」などと言われますが、どうすればそのようにできるのでしょうか?それは、会社や仕事以外の経験や交流を増やすことです。それにより、違う立場で考えたり、違う角度から考えたりすることができるようになります。育児もその経験の一つで、主に次のようなメリットが考えられます。

 

(1)ビジネスの異業種交流会以上に、多様なパパ・ママと接することで、全く異なる意識や考え方を持つ人がいることを知ります。その経験により、世の中の多様性を実感し、異なる視点から考えることができるようになります。

 

(2)育休期間中、会社の仕事では経験できない体験をすることで、視野が広がります。例えば、街中でベビーカーを押すことで、段差やエレベーターなど、バリアフリーについて真剣に考える機会が出てきます。また、平日の日中に住宅街で生活することで、いかに高齢者が多いかを実感し、高齢化社会についてあらためて考えさせられます。

 

(3)子どもがいなければ興味のない、子育て関連の知識習得ができます。例えば、子育てのノウハウ、子育て用品、子育てアプリ、支援サービスなど、時代とともに進化している最新知識を習得することができます。

 

以上のように、育休期間に自分の知識や経験の幅を広げることで、復帰後に職場でディスカッションする際などに、広い視野や柔軟な発想ができるようになります。それが仕事の質の向上につながりますし、組織としても人材の多様性が高まり、議論の幅が広がって、チームの成果の質が高まるのです。

 

私は講演などでは、育児休業期間について次のようにお話しています。
・育休期間は、決してブランク期間ではない。
・家庭で育児という仕事をして、ビジネススキルを磨いている期間。
・新しい知識や経験を増やして、視野を広げている期間。
・実際には「育児休業」ではなく「育児就業」である。
・育児をする会社に長期間出向したと考えればよい。

 

これは、女性に限ったことではありません。日本でも男性育休取得率が40%を超えましたが、多くの人は取得期間が2週間以内というのが実態です。育児休業は決してブランク期間ではないので、男性も堂々と半年から1年間、育休を取得して人間の幅を広げていただきたいと思います。

まさに「子育ては親育て」なのです。

 

※本文章はママワーク研究所のサイトに掲載したものを転載しています。

子育てと職場での部下育成は、全然関係ないと思われるかもしれませんが、根本的な部分では多くの共通点があります。私は、以前に出版した拙著『双子を東大に入れた父が教える、頭のいい子の育て方』で、子育てで大事な3つのキーワードとして、「安心感」「好奇心」「自己肯定感」を挙げました。ここでは、この3つを切り口にして考えてみましょう。

 

まずは、「安心感を与えること」です。

 

子育てにおいて、子どもが安心して生活することは、一番大事なことだと思います。子どもは大人に比べて、体も小さく知識も不足しています。そのため、親が見ていてくれる、困ったら親が助けてくれる、失敗しても怒られない、という安心感があればこそ、子どもは思いっきりやりたいことに取り組むことができます。逆に不安を感じる子どもは、興味を持っても新しいことに臆病になり、やりたいことができずにあきらめてしまいます。

 

職場においても同様で、自分の意見を上司がちゃんと聞いてくれる、困ったらサポートしてくれる、という安心感があればこそ、部下は積極的にやりたいことにチャレンジできます。最近ではビジネスでも「心理的安全性」という言葉が注目されていて、心理的安全性の高い職場作りとか、心理的安全性の高い会議運営が求められています。そして、部下が安心感を持って業務遂行できる、そのようなチームが高いパフォーマンスを上げることが分かっています。

 

次に「好奇心を潰さないこと」です。

 

子どもの好奇心を潰さないことも大事なことです。幼児であれば、道ばたの石や葉っぱにも興味を示します。忙しいパパ・ママは「何やってるの、早く行くよ」と子どもの手を引くと、だいたい子どもは泣き出します。子どもは「丸くてきれいな石!」「なんでこんな色なのかな?」などと自分なりに考えて、「いいものを見つけた」と嬉しいはずです。それを無視されると悲しくなって泣き出します。

そういう時は、3分間だけ待って見守ってあげた方が、結果的に早く歩き出します。小中学生になっても好奇心は大事なので、子どもが突飛なことを言っても頭ごなしに否定するのではなく、なぜそう考えたのかよく話を聴くことが大切です。

 

職場においても同様で、優秀な部下ほど好奇心が旺盛で、世の中に対するアンテナが高く、新たなことを提案したり、挑戦しようと考えます。上司としては、どんな意見でも否定・非難しないで、まずはよく話を聴いて共感し、前向きな姿勢で質問して、本人に考えさせることが大事だと思います。そうすることで、部下の仕事に対するモチベーションも向上します。

 

そして「自己肯定感を上げること」です。

 

これを伸ばすには「ほめて育てる」ことです。子育てでは、近年ほめて育てることが注目され、賛否両論ありますが、これは子どもを甘やかすという意味ではありません。社会生活上いけないことは、その理由をよく説明して、理解させてやめさせます。親としては、常にほめられそうなことを見つける意識を持って子どもに接し、具体的にほめ言葉をかけます。そうすることで、子どもは「やればできる!」という自信を持ち、また新たなことに挑戦しようとします。そして、実際にできるようになります。

 

職場においても、部下に対して同様のことが言えます。管理職研修の中で、部下に言うほめ言葉をなるべく多く洗い出すワークなどもやります。会社員経験のある人は新人の頃、上司からほめられるとうれしい気持ちになり、仕事に対するモチベーションが上がったのではないでしょうか。最近は、日本経済が長年停滞している中で、成功体験や達成感を持つ機会が少なく、自己肯定感の低い大人が増えていると言われています。そういう面でも、上司が部下をほめて自己肯定感を上げることは、非常に重要なことだと思います。

 

最後に付け加えると、子育てでは「放任」「過保護」はもちろん、「過干渉」も良くないと言われます。親が子どもに対してこまごまと口を出すと、子どもはかえって反発し、やる気をなくします。親は細かいことに口出しするのではなく、「見守ること」が大事です。これは職場の上司にも言えることで、細かいことに口出しする過干渉を「マイクロマネジメント」と言い、そういう上司の言動は部下の自主性や創造性を下げてしまいます。

 

以上のことなどから、子育て経験のある人は、実は部下育成のコツを身に付けていて、会社では管理職としても活躍できるのではないかと思います。

 

※本文章はママワーク研究所のサイトに掲載したものを転載しています。

 

「子育てでビジネススキルが磨かれる」と聞いて、皆さんはどう思いますか?

子育てとビジネス(仕事)は、一見まったく関係ないように思いますが、実は子育てには、仕事にも共通する多くのスキルが求められます。

そのため、親は日々子どもを育てる中で、多くのビジネススキルを自然と向上させているのです。ここでは、主なものをご紹介します。

まずコミュニケーション能力です。
職場で「あの人、子どもができてから人間が丸くなったよね」と言われている人はいませんか?
それはなぜかと言うと、コミュニケーション能力が向上したからです。

小さな子どもは、自分の気持ちをうまく伝えることができません。そのため、子どもと話をするときには、話を傾聴して共感し、内容をよく理解して、相手に合わせて分かりやすく説明しないと、会話が成り立ちません。

これは、相手の立場に立って、相手の気持ちを考えながら話をするという、仕事の場面でも重要なビジネススキルそのものです。

子育てをする中で、日々そのスキルを自然と磨いていることになるのです。

次にタイムマネジメント力です。
子育ては常に時間との勝負です。
親は、先々を見通して準備を行い、やることの優先順位を付けて、常に効率的な手順を考えながら、日々子育てに追われています。しかも予想外のことが次々に起こり、それにも臨機応変に対応しなければなりません。

このような能力は、会社の仕事でも同じように求められると思いませんか?

また、子どものお迎えのある方は、仕事が終わらなければ残業すればいいという選択肢がないので、職場でも常に時間を意識しながら、効率的に仕事を進めています。

つまり、子育て中の親は家でも会社でも、常に時間を意識しながら行動することで、高いタイムパフォーマンスを上げているのです。

そして、リスクマネジメント力も共通のスキルです。
子育てでは、子どもの事故や病気を防ぐために、起こりそうなリスク(可能性)をいつも考えて、できる限りの対策を講じていることでしょう。

リスクマネジメントでは、まずどういうリスクがあるのか、それに気がつくことが重要です。

子育てでリスクを考える経験を積むことで、リスクに対して敏感になるため、仕事上のリスクを考えるときも、幅広い視点から多数洗い出しをすることができるようになります。

子育てと仕事に共通するスキルには、ほかにも判断力、発想力、情報収集力などさまざまなスキルがありますが、その多くはビジネススキルの中でもコンセプチュアルスキルやヒューマンスキルと呼ばれるものです。

これらのスキルは、会社の中で実務担当者よりも管理職に強く求められるスキルです。つまり、子育てをすることで、いつの間にか管理職スキルの一部が身についていると言えるでしょう。

もちろん、決してビジネススキルを磨くために子育てをするわけではありませんし、子育て中はそんなことを考える余裕もありません。

ただ、私自身があとから振り返ってみると、子育てと仕事は別物ではなく、子育てをすることで仕事でも役に立つ多くのスキルが自然と磨かれていた、ということを実感しています。

本文章はママワーク研究所のサイトに掲載したものを転載しています。

私は子育ての基本的な姿勢として、子どもとの関係は「ヨコ関係」であるべきだと考えています。

 

そして、子どもへの接し方について「赤ちゃんのときから一人の人間としてその立場を尊重し、対等な意識を持って接すること」を常に心がけてきました。

 

赤ちゃんは身体的に自分一人では自由に動けませんし、言語も発達していません。

 

幼児、児童と成長しても、大人と比べると体力は弱く、知識も少なく、もちろん経済的にも自立していません。

 

そのため、親はつい子どもに対して「上から目線」で接してしまいがちです。でも、子どもはその親の姿勢を敏感に感じます。

 

大人同士の人間関係でも、上から目線の態度を取られると嫌な気持ちになるように、親子の場合も同じだと思います。

 

ではヨコ関係とは、親は具体的にどうすればいいのでしょう?まずは意識の問題です。

 

自分が上の立場として、子どもを下に見るような意識を捨てること。親しい友人に接するときと同じように、対等な立場であると意識することです。

 

例えば、友人に対して「そんなことをしちゃダメ!」とか「何回言ったら分かるの!」なんて言いませんよね。

 

続きはこちらの本でどうぞ。
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