戦乱の世に翻弄される若き夫婦。赤堀版『蜘蛛巣城』
日本映画界の巨匠・黒澤明監督の傑作映画の舞台化。
上演時間: 2時間15分(休憩無し)
あらすじ
日本の戦国時代、天下統一の野望を抱いた者たちが群雄割拠の様相を呈した頃、蜘蛛巣城の城主・都築国春は味方の謀反により苦戦をしいられていた。
一の砦の大将・鷲津武時と二の砦の大将・三木義明は隣国との激しい戦いの末、蜘蛛手の森の中をさまよっていると、二人は森に棲む謎の老婆と出会い、二人は予言めいたことを告げられる。
武時には「今宵からはあなたは北の館のお殿様、やがては蜘蛛巣城のご城主様」、義明には「あなたのお子はやがて蜘蛛巣城のご城主様」。
この予言を聞いてから武時とその妻・浅茅の運命は大きく変わり、予言に誘われるかのように動き出す――。
(※お借りしました)
シェイクスピアの『マクベス』を日本の戦国時代に置き換え様式美に拘り描いた戦国武将の一大悲劇。
急遽予定にはなかった舞台観に行ってきました。
早乙女太一さんが出ているし、黒澤明監督の映画は
祖父が好きだったので幼い頃TVで見たことがあったので覚えていたというのもありました。
なんせすごく印象に残った映画だったので。
それにマクベスはね、何回も違う舞台で観てますから
流石に物語の趣旨はわかりました。
いつも観る度基本はわかってるけど難しいというか...
シェイクスピア恐るべしってな感じでして
女は恐ろしや~という印象が毎回あって
なんで男は強く断れん!などと毎回思う始末。
あはは。
黒澤明監督の昔の映画がベースになってるせいか
分かりやすかった。
今まで観てきたのは何なんだ?と思うくらい。
とにかく見入ってしまったのは間違いない。
音楽のお経みたいのが怖くてねー。
映像見てもらうとわかると思いますが、あんな感じ。
でね、やはり演技力が凄すぎて
私、何度も身震いしました。
なかなかないのですよ、何度も身震いというのは。
怖い感じの舞台も見た事ありますが
せいぜい1回ゾワゾワ~ってくるくらい。
トイレに行きたかったのかな??笑笑
我慢してたっけ??……🤔
などと集中しすぎて気づかなかったのかと勘違いするくらいでした。
早乙女太一さんは演技上手ですからね安心してみてましたが
何より凄かったのは、倉科カナさん!
生 倉科カナさんは初。
そして演技力凄っ!!
身震いしたのはいつも倉科カナさんの出てるシーンだったな。
とにかくシェイクスピアなのにわかりやすい舞台でした
観に行って良かったと思います。
横浜では今週までしか上演してませんが、
これから兵庫、大阪、山形と遠征します。
興味ある方はぜひ!
鳥肌が立ってた私が言うから間違いない!
倉科カナさん凄かった笑
まぁ、個人の感想ですがw