午前中のうちに、葬儀の打ち合わせは終わり、警察署から移動された息子とも対面できた。
病院ではコロナの関係で息子とは窓越しだったから、触れられることが何より嬉しかった。
いつもと変わらない寝顔のような息子...
冷たいだけで何も変わらないのに...
葬儀はすぐにやらず、3日間ほど家で過ごすことにした。
明日には自宅に帰れるからね。
可愛がってくれた先生や友達とも明日には会えるからね。
もう少し我慢してね。
そう、何度も伝えて帰宅した。
この頃には、私は起きてるのか、寝てるのかわからない精神になっていた。
早く連れて帰りたいと強く思っていたのははっきり覚えている。
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