車椅子が止まった場所には、小さな窓のついたドアがあった。
主人が窓から見た瞬間、下を向いて泣き出した...
そして、私に、間違いない息子だと言った...
私も立ち上がり、確認しようとした時に異常な足の震えを感じた...
見るのが怖かった...
医師や主人に支えられ立ち上がり、窓から中を見た...
そこには、まるで寝ているような、いつもと何も変わらない息子が横になっていた。
回りには数人の医師や看護師がいたのがわかった...
吐き気と震えに襲われながら、私は窓から離れられなくなった。
この悪い夢、長すぎる...
まだそんなことを考える私がいた。
息子!起きて!
何で寝てるの?早く起きて一緒に帰ろう!!
私は叫んでいた気がする...