先週の話。
ここに行ってきたんです。
なんばグランド花月‼️
はじめての、お笑いの「聖地」✨
ずっと行きたかったんです。
なんばだよーー!!!
THE大阪って感じ💓
小藪さん座長の最終週公演、
生で観なきゃ!
って思ったんです。
故郷・石川県でも毎週土曜の昼は、
吉本新喜劇が放送されていて
私はそれを見て育った。
小籔さんが新喜劇座長になった時の口上を
テレビで観たのを鮮明に覚えている。
それを見て
「新喜劇の座長ってすごい役職なんやなぁ」
「小藪さん座長公演いつか観に行きたいなぁ」
って思ってた。
当時は「テレビ・エンタメ業界に絶対行く!」
という将来を決めた頃。
希望に満ちたワタシ。
その時の想いを叶えたかった。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220828/17/naka725/9c/29/j/o1080060715166886616.jpg?caw=800)
初めて見たナマの新喜劇。
“お笑いの聖地・NGK”での漫才。
漫談。新喜劇。
テレビで観るのとは全っ然違った。
大阪は、お笑いが身近だ。
生活の中にお笑いがある。
夏休み興行というのもあるのだろうけれど、
子どもたちの笑い声も、大人の笑い声も
心地よく混ざり合い、
NGKが幸せの空気に満ちていた。
嗚呼、これよ、これ!!!!!!!!!!
これなんだ。私が届けたいのはこの世界。
見える範疇や自分達だけで、
狭い範囲で満足するのではなく。
楽しさ・幸せ・気持ちよさを、
広く広く、ひろ~~~~く届ける。
この方法で、世界を幸せにすること。
一流の芸人たちの一流のワザ・匠・巧みと、
私が魂から届けたい世界観のカタチ。
その真髄を、“聖地”で魅せてもらった。
私の生きる世界は、
エンタメだからこそ表現できるじゃないか!
自分&自分達の世界だけで満足してたら、
それで終わり。
私は終わらないから、
一流・匠の技を観て、
自分の芸に還元する。
改めて気づけた。
一緒に観てくれた
幸子さんと、
花月Specialのラテを☕
こういうSpecialっていいよね!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220828/17/naka725/fc/d9/j/o0607108015166886618.jpg?caw=800)
帰ってきて、
大切な事に
またひとつ気づいたので
書道してみた。
【てんどん】
「てんどん」とは…
同じギャグやボケを二度、三度と
繰り返して笑いをとる手法のこと。
言葉だけに限らず、
特定の動作や身振り手振り等、
ウケの取れるものならなんでも含む。
ベタなもの、定番のもの、
ウケがよかったもの。
お笑い以外でも、
物語を作るのも言葉を伝えるのも
「天丼」という手法は
いっぱい使われていて。
音楽もそうだと言っても過言ではないよね、
伝えたい歌詞やメロディーは
てんどん手法よね。
奇をてらって
いろんなことやってみるのだけど、
結局、お客さんが「てんどん」を待っていることを、芸を通して知るの。
一番"ベタ”で一番"ウケる"事を繰り返す。
お客さんは、待っている、この天丼を。
いろんなこと試せば試すほど
実感するんだ「てんどん」最強説。
先週、小籔さん座長の最終週公演を見て、
そしてベテラン漫才師たちの漫才や漫談を見て、改めて「てんどん」の大事さを知ったなぁ~。
観てる自分も求めてたもん。
てんどんを。
狂言の演目「附子(ぶす)」も、
笑いどころはまさに
「てんどん」の応酬。
水あめをほおばる場面は
てんどんで皆が笑う。
室町時代から
「てんどん」手法は変わらない。
いろいろ廻って戻ってきたものは、
伝統だよね。