浅草キッド~芸能で生きる~ | 紙芝居師なっちゃんの『勝手にご当地紙芝居TOUR in 47都道府県』進行中

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遅ればせながら、やっと、やっと観ました

「浅草キッド」。

 

 

ホンットに最高だった。魂が揺さぶられた…

でも、感動した!の涙じゃなかった。

 

身につまされる事もいっぱい。

 

私もお客さんに悔しい想いさせられたこと

いっぱいあった。

 

その中で、どれだけ自分の芸に誇りを持てるか。

 

深見師匠とタケの師弟関係から

学ばせてもらった。

 

私は芸能で生きる。

神事やってても、絵を描いてても、

龍神祝詞書いてても、龍体文字書いてても、

カードリーディングしてても。

 

芸で生きる事、片時も捨ててない。

 

私の居場所は「芸能」にあるから。

 

古事記に出てくる言葉「ことほぎ」なんですよ。

私がやっていることは。

だから…

 

「芸能」をね、彼らみたいに誇り高く、

やっていかなくちゃ。

 

ステージが大きい小さいじゃない。

心意気。

 

私なんて底辺中の底辺よ。

思うように紙芝居出来てない自分に

情けなくなることもあるよ。

 

でも、芸事への心意気の積み重ねが、

私をきっと将来、

日本武道館に連れて行ってくれると信じて、

私は芸で生きて行く。

 

と、改めて、私の思いが間違ってなかったと…

 

私はこの道で生きるって決めたと、

何か背中押してもらった。

 

「おめぇよ、それでいいんだからなバカヤロー」

 

って深見師匠に

言ってもらえたような気がして。

 

これは、作品としても素晴らしい。

脚本、監督、演出、キャスト、

全てが揃った作品。

キャスティングがホントに絶妙。

 

柳楽優弥さんのタケシさんっぷりが

神がかってるし

キヨシさん役のナイツ土屋さんも

いい味だしてる。

大泉洋さんはもう、これぞ役者だったな。

 

 

 

この才能たちを束ねた監督・脚本の

劇団ひとりさん天才過ぎ。

 

ところで。

ビートたけしさんが歌う

「浅草キッド」という歌の

もの悲しさは深見師匠への想いから

だったんだね。

 

あの曲をたけしさんが

「紅白歌合戦」で歌ったのには

意味があったんだな。

 

 

そして朝からこの動画で泣いております・・・

たけし師匠・・・