3代目三菱デボネア | すべて俺のせいさ!

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現在、燃費偽装で何かとお騒がせの三菱自動車だが、90年代はこういった高級セダンを造っていた。




後姿でしかも金網越しで恐縮ですが、1992年(平成4年)10月に3代目にフルモデルチェンジされたデボネアだ。


「走るシーラカンス」と呼ばれた初代やハイテク機能満載の2代目と比べてインパクトさは欠けていたが、この代からようやく「フラッグシップ」と呼べるにふさわしいモデルサイズとなった。


デボネア自体は高級車なのだが、初代と2代目は当時の税制よって5ナンバーモデルが売れ筋だったが、物品税廃止に伴い、3代目から全車3ナンバーサイズとなって三菱の頂点に躍り出たということになる。


初代ディアマンテをベースとした韓国の現代自動車(ヒュンダイ)との共同開発で、そちらではグレンジャー/ダイナスティという車名で販売されていた。


1999年(平成11年)いっぱいでプラウディアに後を託し、35年の歴史に幕を閉じた。