1991年(平成3年)9月、カローラが7代目にモデルチェンジされたのとほぼ同じ時期にフルモデルチェンジされたカローラワゴン。
先代のやや角ばったスタイルとは異なり、丸みを帯びた流麗なデザインへと変わった。
ボディはバンと共通ながらも商用車というイメージが強かった先代までとは脱却し、この代からRVでも使用できるよう仕立てられ、若者にも大変好評だった。
後に登場する日産ウイングロードとはライバル関係にあたり、数々のモデルを追加しながら2000年(平成12年)8月に登場した、後継車であるカローラフィールダーが軌道に乗り始めた2002年(平成14年)6月に生産終了となった。
しかしカローラフィールダーにはバンが設定されておらず、商用モデルを求めるユーザーのためにワゴンの生産を終了した翌月、プロボックス/サクシードと名前を変えて登場することになる。
しかもこの両者、ワゴンも追加されてるから話は複雑となっている。