年配の方なら、このステッカーをご存知でしょうか?
私が幼少の頃、亡き親父が乗ってたクルマにこのステッカーが貼ってあったので「何やろう?」と思って調べてみた。
これはかつてクルマのリアウインドウなどに貼られていたガソリンの種類を識別するステッカーで、無鉛ガソリンのほかに有鉛ガソリン(高速道路・山道、無鉛との混合)を使用してくださいと指定した4種類のステッカーが存在していた。
昔のクルマはバルブシートを良くするために鉛を添加したオクタン価の高い有鉛ガソリンを使用していたが、有毒性があることが判明したため1975年(昭和50年)2月、通商産業省(通産省)がガソリンの無鉛化対策を行い、それ以降は無鉛ガソリン仕様のクルマが造られたため、この青いステッカーが登場したのだ。
昭和の終わりに有鉛ガソリンが完全に使用禁止になったため、平成に入って造られたクルマにはこのステッカーは姿を消した。
今、有鉛仕様の絶版車を持ってる人はガソリンどうしてるんやろう?
ハイオクに添加材でも混ぜてるとか?