以前、このブログでトヨタ・カムリグラシアのステーションワゴン をご紹介したが、本日はセダンの方をご紹介することにしよう。
後ろ姿で申し訳ないが・・・(^^ゞ
1996年(平成8年)12月にセプターの後継車としてステーションワゴンと同時に誕生したグラシア。スペイン語で「優美」の意味。
元々カムリには国内専用モデルが存在していたが、誕生の2か月前にアメリカで新型カムリが発表され、それを国内仕様にアレンジして従来のカムリと差別化を図るため、グラシアのサブネームが付けられた。
海外生産モデルも含まれていたセプターと異なり、グラシアは完全に国内で生産されている。
国内カムリは5ナンバーだが、グラシアは当然3ナンバーとなっている。
1999年(平成11年)8月にはステーションワゴンのみグラシアを名乗り、セダンは単にカムリとなった。翌2000年にはダイハツに「アルティス」としてOEM供給を開始している。
販売台数はステーションワゴンの方が多く、セダンに関してはなかなかお目にかかれない(グラシアとなると難関だ)。
現在のカムリは誕生当時には想像できないくらい大型化されたが、現行カムリのルーツがこのグラシアから来てるのかもしれない・・・。