381系、2015年度内に関西地区から引退 | すべて俺のせいさ!

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既にご存知の方もいらっしゃると思うが、JR西日本は2015年度内に関西地区を走っている381系特急電車を新型車両に置き換えると発表した。

現在はJR西のみに残存し、「くろしお」「こうのとり」「きのさき」「はしだて」で運用されている。


381系は“振り子車両”で、国鉄時代の1973年(昭和48年)7月に中央本線などカーブの多い線区を走る特急「しなの」でデビューしたが、カーブと車体が傾くタイミングにずれがあって乗り心地を悪くし、乗り物酔いをする乗客も実際いたらしい(現在は改善されている)。


したがって、快適さを優先すべく京都・大阪から南紀方面を結んでいる「くろしお」や、同じく北近畿方面を結んでいる「こうのとり」「きのさき」「はしだて」を289系に置き換えられ、「くろしお」に至っては所要時間は延びるものの、快適さは向上するので新型車両に置き換える方がメリットが大きい。


289系は北陸新幹線開業で余剰となった交直流特急電車の683系を直流化改造した形式で、この手法はJR発足後に余剰となった485系の交流機器を撤去して183系に変更された経緯があるため、683系も485系と同じ運命をたどることになる。

まあ381系は老朽化も進んでるので、置き換えのタイミングが来たなと思って割り切ろう。




183系引退から2年以上が経ち、381系の成り行きも気になっていたがついに新型車両に置き換えられることが決定し、国鉄特急車両がまた一つ、姿を消すことになる。


そういや283系はどうなるんやろう?振り子機能を使わずに「くろしお」に従事するのか、それとも「やくも」に転用されのか・・・?