昔、松下(現 パナソニック)が「ナショナルハイトップ」という乾電池を販売してたのを覚えてますでしょうか?これはマンガン電池より長持ちする電池のことで、1963年(昭和38年)に販売された。当時はアルカリ乾電池なんてなく、このハイトップが長寿命乾電池として活用されていた。
当初は赤色のデザインだったが、後に「ネオ」「ネオハイトップ」という性能アップした黒色のデザインが販売され、以後、こちらが主流となっていくのだ。
赤色の電池は私が子供の頃からあって実家の懐中電灯に使ってた。アルカリが普及した今となっては赤色はおろか、ハイトップさえもなくなって遠い思い出となってしまった。
今ではアルカリ乾電池4本パックが100均で買える時代ですからね(^^ゞ
この画像のナショナルの自販機にはまだハイトップの電池が残っているが、既に生産を終了しているため、ボタンを押しても「パナソニックネオ」の電池が出てくるだろう。。。
昭和を象徴する物としていつまでも残してほしい。
今となってはアルカリの上を行く(?)オキシライド乾電池、そして“寿命世界一”と謳う「EVOLTA(エボルタ)」まで出てどんどん高性能化していき、電池もここまで進化したもんやな~と思った。