22日から 始まって28日 日曜日が千穐楽

27日 土曜日 18時からの公演に行ってきました


歌舞伎のみかた と 操り三番叟


この演目だと 

18時から始まって遅くとも19時には終わりそう


インバウンド向けの 歌舞伎紹介

外国人がどれくらい入るか? が 松竹さんの開催のポイント



タイムテーブルでは

歌舞伎のみかた で 50分

操り三番叟 で 20分

歌舞伎のみかたで 50分とは どんなんかな?



劇場前の立て看板で記念撮影


劇場に入ると 外国人の方が たくさんいました

土曜日の夜 客席もほぼ満席みたい

松竹さん やったね❗️ 思惑通り




私は10列目の花道外から


歌舞伎のみかた


6時きっかりに 舞台が暗くなって 

外国人向けの KABUKIと 歌舞伎座の紹介の映像が英語で流れる


色んな演目の名場面が紹介される

亡くなった藤十郎さんや吉右衛門さんや 白鸚 菊五郎 仁左衛門 玉三郎 梅玉 などなど

アレ? 澤瀉屋や 成田屋の映像がない 中村屋もない

映像の制作が 確か?2016年と書いてあったから

その当時の大幹部に焦点を当てた構成になっていました


映像紹介が終わると


袴姿の片岡千壽がスポットライトを浴びて登場 

司会進行役です

松嶋屋❗️ 大向こうの掛け声

舞台が明るくなり 吉原中之町のセット

舞台中央に大きな満開の桜


ピンクの振袖を着た女性が通訳


丁寧に 歌舞伎のいろは から説明


スクリーンが降りて 片岡當史弥が 女方のお化粧をしていくところを 映像で みせる

あとは カツラをつけて 着物を着て のところまで


長唄&三味線さんも登場

歌舞伎の音楽は 基本 生演奏です と


片岡愛治郎も袴姿で登場

付け打ちの効果のために走ったり 千壽さんと 太刀を持って 立ち廻りをする


そのあとは 観客から 4人舞台に上がって 立ち回りと最後の見得のお稽古をすると


ここからは写真撮影オッケー


希望者は手を挙げて

隣の嫁も手を挙げましたが


指名されたのは 外国の方ばかり







川西に住んでる人2人と

タジキスタンからきた人

黒い服の人は アメリカ人


お友達からの声援 歓声もあり

付け打ちも、あって 盛り上がりました

でも アメリカ人以外の3人は 日本語 上手でした



鳥屋から 「千壽さん」 と声が掛かり

千壽さん鳥屋まで迎えに行って


當史弥花魁の登場です














美しいですね

今日の衣裳は16キロとの説明



舞台に上がった4人とも記念撮影


ここで 定式幕が引かれ その後はまた撮影禁止になりました


次に幕が開くと 舞台の中之町の大道具はきれいに片付けられていて 黒い背景

今度は廻り舞台が回り いくつものセリが上がり下がりして 千壽さんが 渡り歩く 見得をきる

Queenの曲と七色のライトを浴びて 観客は拍手して

大盛り上がりでした


最後は 千壽さん 愛想を振り撒いて 

花道を去って行きました


15分間の休憩の際に 前回の玉三郎さんの公演の写真が売っていたので 3つ買いました



操り三番叟


緞帳が上がると 松羽目物

後方に長唄囃子方連中


上手 臆病口から 後見役の 片岡愛三郎が片岡家の上下をつけて 登場

正座して丁寧に一礼 拍手


もう1人後見として愛治郎さんも登場


三番叟と書いた箱の中から取り出されたのは 

片岡千次郎の操り三番叟

顔の化粧が 額に赤く梅? 頬に青く竹の葉が描かれている

(絵看板とは違った顔)

愛三郎さんの手の動きと うずくまった三番叟の動きが見えない糸で繋がっている


三番叟の踊り?舞?は 

体力と体の柔軟性が必要でしょうね

どんな舞踊でもそうかも知れませんが 

特に操り三番叟は  

しんどいと思わせない踊り方 

重力を感じさせないで かつ 操られている感を出さなければならないから アクロバティックで難しいでしょう


千次郎さんの操り三番叟 良かったですよ



緞帳が降りた瞬間に 劇場を飛び出したので 

外国人の方々がどんな印象を持ったかは よく分かりませんが

恐らく満足したはず


28日日曜日18:00からの公演が

千穐楽になります