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Q:本書が指摘してくれる、計画にまつわる3つの誤解とはなんでしょうか?

答えはブログ記事、本文に記します爆  笑爆  笑爆  笑

 
 
 
【内容】
 
全6章構成。
 
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計画にまつわる3つの誤解!
 
第1章で、私たちは、計画を立てる際に、下記のような誤解をしていることがあることを筆者は指摘してくれます。
 
モノサシがないまま動き出す・・・自分が実際に行うタスクにかかる時間を正確に把握していないこと
あれもこれも何でもこなせると思い込んでいること・・・マルチタスクを避け、シングルタスクに切り替える
挫折を計画しないこと・・・失敗&挫折&計画倒れのことが起きることを想定しておく
 
 
MACの原則とは?
 
第2章では、化学的に正しい計画へと導く、たった1つの原則である、「MACの原則」の原則が紹介されています。
 
・M=Measurable (メジャラブル) 測定可能性=目標(ゴール)が数字として測定可能なこと
・A=Actionable (アクショナブル) 行動可能性=目標(ゴール)を正確に把握し、そこにたどり着くまでのプロセスを明確に書き出せること
・C=Competent (コンピテント) 適格性=目標(ゴール)を達成することが、自分の価値観に基づいていること
 
※三位一体で活用すること!
 
(アイントフォーヘン工科大学のメタ分析)
 
 
日本人は防衛的ペシミストが多い
 
人類は「戦略的オプティミスト」か「防衛的ペシミスト」の2つのタイプに分かれるそうです。

「戦略的オプティミスト」・・・失敗を恐れずに挑戦回数を増やし、トライ&エラーで成功する (根拠なき自信を持っている)
「防衛的ペシミスト」・・・十分な準備をし、正しい段取りで成功に近づく (不安な気持ちを持っている)
 
※どちらのタイプが成功しやすいかということではない。
 
私たち日本人は脳科学的に見て不安遺伝子(S型)を持つ人が圧倒的に多く、日本人の81%程度は「防衛的ペシミスト」に該当すると言われているそう。
 
日本人の国民性である「マジメさ」は、不安遺伝子の影響かつ、「防衛的ペシミスト」の割合がかなり多く、不安が強い国民性だからこそ、入念に準備し、段取りをつけていくことにも向いているという。
 
そして第3章では防衛的ペシミストが、計画通りに物事を進めるための具体的なテクニックが7つ紹介されています。
 
 
計画に関する落とし穴や悩みについての対策が満載
 
 
本書の後半は計画倒れに対する対策などが紹介されています。
 
第4章では計画倒れを招く4つの落とし穴とその対処法について具体的に示されておりました。
第5章では、多くのビジネスパーソンがかかえる悩みに筆者が具体的に回答しています。
第6章では、企業の営業やパートをしている主婦、若手の経営者の方々の実際のスケジュールを見ながら、目標達成を思いのままにするスケジュールがレクチャーされています。
 
 
 
【感想】
 
エビデンスペースで書かれた計画についての書籍。
仕事でもプライベートでも自分が進めたいことや、やるべきことをしっかりと計画通りに進めたいものですよね!
 
私は普段、計画を立てても、あれもこれもと詰込み過ぎてしまい、結局しっかりとこなせず、自分はダメなんだ・・・と落ち込むという、まさにこの書籍に書かれている計画倒れする人間の典型って感じで、ハッとさせられました!
 
特に自分がこなすタスクはどのくらい時間がかかるのか?これが結構曖昧なんですよね。。。
本書では、人はバイアスが働いて、作業時間など緩く見積もってしまうとありました。
 
計画倒れを解決するための具体的なテクニックがしっかりと学べますので、気付きの多い・読んでみる価値のある1冊だと感じました。
 
紹介されているテクニックを試して、自分に合っているものは是非、習慣化したいものです!