こんばんわ、わたくしです。
今回からは、空燃比の調整と駆動系のセッティングについて書いていくのだが、かなり複雑な内容なので本気で５０ＣＣバイクを黄色ナンバーにし、しっかり自分で時間をかけてセッティングをして走らせたいと思う人以外は専門家に頼んだ方がいいかもしれない内容になってます。
あくまでも自分のバイク３KJエンジンを搭載したものについての参考にしかならないので、実際には自分でいろいろ調整しないといけないことは大前提としてセッティングについて書きます。
そして、少し専門的に書き綴らないといけないので数回に分けて投稿します。
今回はキャブの取外しとジェット類の番手の紹介交換のみにします。
キャブレターとは、一言でいえば燃料供給装置です。基本的には排気量をUPしているので今までよりも多くの燃料が必要なわけです。
で、そのキャブレターを調整してあげる必要がある。
キャブ調整は３つのジェット類のセッティングが主になってきます。ジェット類は空気やガスを計量する部品です。そのサイズは通路の穴の大きさによって決められており、穴が大きくなるほどサイズも大きくなります。各ジェットには番手＃があります。その番手＃を変えてやることで、燃調をかえてやるのです。
３KJ５AUですので純正のメインジェットは♯72パイロットジェットは#46です。番手を大きくしてより多くガソリンをエンジン内部に送れるように変更します。
はい、では取り外していきます。
キャブレターはわかりにくいが、コノオクと書かれてある部分にあるわけだ。
んで、まず手始めにコレと書いてくれてある黒のお弁当箱みたいなエアクリーナーをはずすわけだ！
するとどうでしょう
むき出しになったキャブレターが出てくるではありませんか！
↓
赤○のねじをはずし、ついてるホース類をとりはずし、青色で囲った部分のキャブレターをはずすわけだ！
外したものがこれ
向きを変えて赤○のねじをはずす
下の部品の針みたいな物を取り外す。その時にバネのようなものがついてるので慎重に無くさないように！
外したら下の写真で縦長の赤○で囲っている針みたいなのがジェットニードルだ、細かくみると針に段差があり5段階調整できるようになっている。
自分はジェットニードル４番目の溝（下から2番目）にストッパーみたいな金具を取り付けています。
裏を向ける
ねじを取り外すとこの状態
①がメインジェット、②がパイロットジェット
ジェットの番手は以下になります。
①メインジェット形状 Hタイプ 8×11 TK丸型大＃７６
②パイロットジェットTK P／J＃４８
純正からメインジェットは４つ番手をあげ、パイロットジェットは純正から２つ番手をあげました。
自分はアマゾンでセットになってるようなやつを買いました。番手とタイプがあるので調べてから買う必要があります。
今日のセッティングはここまでです。
次回はそれぞれのジェットがどういう役割をしているのかについてシコシコ書いていきます。