途中過去の話が入り混じりましたが
夫に人間らしさや良心を期待することをやめ
結局母子家庭+同居人生活に戻ってしまった我が家
2014年末頃、副作用がきついと抗がん剤の継続を拒否した夫

2015年夏にカメラ検査で新たなポリープが見つかり
仕事の調整をして9月半ば入院しました。
またもイレウス管を挿入された夫 食事が殆どできなくなっており 
主治医から治療というより食べる事と抗がん剤の再開を目標に
手術を提案されました。
昨年の手術と同じ場所に腫瘍ができ腸管が塞がりかけてたのが
食べられない原因でした。

人工肛門を作り排泄できるようにする事で
人間に必要な食べる楽しみ生きる喜びを続けましょうと
さすがに抗がん剤再開の提案を夫も拒否しませんでした。

そして手術が終わり 術後私だけが呼ばれ
「人工肛門は付けられませんでした。 お腹の壁中に癌が広がり
お腹を外側から触ってもわかるレベルで癌が大きくなっていました」
「じゃあ食べられないんですか?」
「別の管を付けましたが、今後は鼻からではなく
お腹から直接排泄物を出すので苦しくはありませんが
食事は無理なので点滴で栄養投与になります」
「抗がん剤は?」
「今回の手術でも体力を消耗してますし、正直ここまでの状態から
抗がん剤までたどり着けた人を見たことがありません」
「それって長くないって意味ですか?」
「年を越すのは無理だと思います。昨年の手術の時
正直1年もつのは無理だと思いましたが旦那さんは頑張ってくれました」

実際にはもっと色々言われて混乱してたので
「ごめんなさい 言ってることがよく理解できません」
「ご主人には僕から説明します」
「お願いします どこまで話すんですか?」
「全部です」
「わかりました」 といった会話をしたように記憶してます