【塗装】シタデルカラーで3Dプリンタ出力品塗装レポ

唐突にシタデルカラーを購入して

唐突にグランブルーファンタジーのカシウスを塗装したのでレポ

こうやって使うんだよ！というハウトゥではなく

個人的に使ってみたレポです

・シタデルカラーの参考サイトと書籍

・使ってなかった理由

・買ったきっかけ

・準備したもの

・塗装

・感想まとめ

久しぶりにレポを書くのでダラダラと長いですが

ざっくり知りたい方は

使ってなかった理由と買ったきっかけは読み飛ばしていいかと思います

シタデルカラー参考サイトと書籍

シタデルカラーは水性アクリル塗料で

個人的には海外のボードゲームのコマになるミニチュアを塗る用の塗料というイメージ

詳しくはこちらのサイトが分かりやすいです

https://www.hobbystudio-aishindo.com/

ウォーハンマー公式ショップ-ホビースタジオ愛新堂店/ｳｫｰﾊﾝﾏｰ&ｼﾀﾃﾞﾙｶﾗｰ正規通販

今まで購入した書籍

シタデルカラーの教科書

 

女の子プラモ ペイントの教科書 (ホビージャパンMOOK 1018)

シタデルカラー購入する前にこちらの書籍を買いました

…が　全くシタデルカラーを購入していませんでした

書籍の内容が悪いのではなく

2冊とも手のひらサイズのミニチュアだったり

1冊目は人外が多く

2冊目は元から肌色のミニチュアだったりで

スケールサイズのガレージキットや3Dプリンタ出力品を塗るイメージがつかず

詳しくは次の項目で

使っていなかった理由

ネガティブスタート

時系列に書いた方がまとめやすいので

気になるくせに変えてなかった理由です

2冊の書籍を読んで

基本的な使い方を学んだはいいが

某電気屋さんやホビーショップで見かけても手が出ない

理由をまとめた画像

ベースやコントラストというのはシタデルカラーの中の用途というか属性のようなもの

・色が濃い&淡い色が少ない

・ベースやレイヤーなど目的が分かれている

・色の名前が英語

・値段が高い

などなど…

・色が濃い&淡い色が少ない

重ね塗りをしていくので

ベース用の色が濃かったり

シャドウ用(影をつける用)の色が濃かったり

それは当たり前なのですが

海外のボードゲームのミニチュア用とあって

色が渋いのが多くてアーミーっぽかったりダーク寄りファンタジーっぽかったりな感じ

肌に使う色もオレンジ系や彫りが深い濃いめの色で

まずは肌に使う色すら選べず…

・ベースやレイヤーなど目的が分かれている

塗料の透明度や粘度が目的によって分かれている所がまた難しい

あ！いいな！という色はドライと言って

ドライブラシ(乾いた筆)で塗る固形に近い塗料で

ベースに塗るものではなかったり

色がない問題はこの部分が大きい

・色の名前が英語

zbrushを日本語版でしか使えない人間には辛い…

本に載っていた色名が思い出せず

見ればわかるだろうでお店に行き撃沈する

・値段が高い

使う色だけ買っていても大変だな…と思っていました

次の項目の買ったきっかけでこの気持ちは吹っ飛びました

元々アクリルガッシュの筆塗りは時間がかかる所から

エアブラシ購入を検討していたので

エアブラシ代+溶剤や薄め液代を考えたら

シタデルカラーの方が安かったので解決(？)

買ったきっかけ

たまたまシタデルカラーを出している公式ショップにたどり着き

試し塗りをさせて頂いた所

普段使っているアクリルガッシュより

とても使いやすい点がたくさん

試し塗りさせていただいたミニチュア

そのままおみやげでくださいました

試し塗りの感想

・塗料を弾かない

・カバー力の強さ

・筆跡が全く残らない

・乾燥の速さ

本に書いてあるけど体験すると段違い

・塗料を弾かない

ガレージキットにプライマーやサフをふいても

アクリルガッシュを塗ると1回目は弾けてうまく着かないのですが

シタデルカラーは全く弾きませんでした

・カバー力の強さ

灰色のミニチュアに青のシタデルカラーを塗った所

1回で灰色が見えずに青もくっきりはっきり

アクリルガッシュだと青系は不透明度が低くて透けやすかったので驚き

・筆跡が残らない

お店の方がお手本で塗ってくださった所に

自分が後から同じ色を塗っても

境界線が分からないくらい

筆の後もなく馴染んですごい

・乾燥の速さ

お店の方が塗り終わったあと

私が塗り始めた時点で

もうお店の方が塗った部分は乾燥していました

前の項目で書いた通り

アクリルガッシュの筆塗りの時短のための

アクリルガッシュをエアブラシで使うか検討中だったのですが

時短は充分できるし

こっちの方が新しく買うのは殆んどシタデルカラーだけでいいじゃん！という事で購入

準備したもの

とりあえず肌を塗る所からスタートで

最終的に揃えたもの

・シタデルカラー

・筆(今まで使っていたもの)

・筆洗い(今まで使っていたもの)
・パステル(今まで使っていたもの)

・キッチンペーパー

・ウェットパレット

・シタデルカラーのアプリ

・シタデルカラー

お店で相談に乗っていただき

肌色用に2色購入しました

22-57 シタデルカラー WHITE SCAR

22-04 シタデルカラー FIRE DRAGON BRIGHT

 

・筆と筆洗い

こちらはアクリルガッシュの時に使用していたもの

・キッチンペーパー

洗った筆を拭く用

アクリルガッシュの時は雑巾でしたが

こっちの方が快適でした

・ウェットパレット

GSIクレオス Mr.ウェットパレット ホビー用塗装用具 GT122

乾燥が早いので

混ぜて作った色もみるみる乾くので困っていたら教えて頂きました(ありがとうございます！)

ウォーターパレットという名前でも色々な種類や大きさがあったのですが

とりあえず安いのを使ってみた方が

こうゆうのがいい　これは使いにくいとか分かるかもでリンク先のを購入

あとシタデルカラーを複数買ったので予算が無かった…_(:3 」∠)_

・シタデルカラーのアプリ

‎Citadel Colour: The App

シタデルカラーを使ったサンプルを見れたり

欲しい色や持っている色を管理できます

これで英語分からない自分でも間違えない！

肌用の色以外に新しく色を購入した時

とても重宝しました

濃い色や暗い色のイメージが多かったのですが

アプリに加えて公式サイトで検索すると店頭で見るより色が選びやすかったです

塗装

塗装前

水性ホワイトサーフェイサー1000

FDM機で出力したパーツは水性サフで表面処理

光造形で出力したパーツはヤスリがけのみです

肌を塗装したところ

顔はFDM機で出力したもの

3回ほど塗ってしっかり色がつきました

本当は2回くらいで済むところ

作った色の量が少なくて3回に分けて塗る事に

発色がかなりいいです

次は後ろ髪

1回目

2回目

使った色はこちら

21-53 シタデルカラー BASE： WRAITHBONE (12ML)

アクリルガッシュの時は

髪の毛パーツは髪のスジやミゾに乾いてない塗料が溜まってて

2度塗りの時に禿げてしまう事故が多かったのですが

シタデルカラーでは事故がなくてありがたい

前髪

こちらは光造形で出力したパーツ

1回でしっかり塗れました

すごい

途中で組み立てて色味の確認

クリアスプレーをかける前でも乾いていれば

組み立てしても塗装が剥げないのは

塗り忘れや色味の調整がしやすく

とてもありがたい

パステルで影をつけたところ

コットンでゴシゴシつけても禿げず

色が濃く感じたので

消しゴムで擦ったり

水を含ませたコットンで拭いて調節しても

ハゲることはなかったです

おそらくこの工程はシタデルカラーの

コントラストやシェイドという種類のカラーでできるのかなと思うのですが

まだ予算の問題もあるのでパステルで代用です

完成

面相はクリアスプレーをエナメル塗料で

仕上げにつや消しスプレー

先割れスプーンだけ半光沢スプレー

感想まとめ

メリット

臭わない

準備も片付けも楽

カバー力が強い

筆跡が残りづらい

乾燥が早い

発色がいい

デメリット

一色の単価が高い（塗り直しや重ね塗りが少ないのでコスパは良）

淡い色が少ない

蓋の開け閉めが少し手間

課題点

まだどのくらいの量をパレットに出していいか

どのくらいの量の色を作った方がいいか

乾燥が早いので掴めてない所がある

よく混色で作る色は少しずつ買い足していきたい

まだ購入していないコントラストやシェイドなどでも混色する手間を省いていきたい

今までの塗装と比べて

結果的にアクリルガッシュを筆塗りしていた頃より塗装時間が早く済んでいて嬉しいです！

基本的な乾燥時間の短縮に加えて

乾燥のムラによる失敗でロスしていた時間も減り

塗り忘れがあってもカバー力が強く筆跡がつきにくいので簡単塗り足しができたり

発色についても驚き

容器から出してそのまま塗った色も

何色か混ぜた色も

発色もとても鮮やかで

一色一色主張しすぎずまとまりがあります

   

唐突に購入したので唐突な記事ですが
シタデルカラーとてもありがとう

ブログの更新がなんと半年ぶりだったので

また他の記事もぼちぼち書いていけたらと思っています

それではここまで読んでくださりありがとうございます