ガレージキットを作ったことのない友達が購入した

ガレージキットを作るお手伝いを始めたので

 

友達の了解を得て

ガレージキット制作過程メモさせていただくこととなりました

 

 

・作るガレージキット

・ガレージキット作りの打ち合わせ

・パーツチェック

・離型剤落とし

・仮組み準備

・仮組みしていく

・ソリオストロの仮組み終了

 

 

1回で3時間くらいの作業で進んでいっています

今回の記事は2回くらい作業して片方のガレージキットの仮組みが終わりました

 

 

・作るガレージキット

作るガレージキットはこちらの2点

 

友達が作るガレージキット(画像左)

スピンブレードエンテイ(ディーラー/磯リズムさん)

 

私が作るガレージキット(画像右)

ソリオストロ(ディーラー/もずく屋さん)

 

難易度的に作るキット逆じゃないのか?!となりながら制作スタートです

 

 

 

・ガレージキット作りの打ち合わせ

 

 

まずはざっくりガレージキットの作り方を知ってもらうために

友達にこちらの記事を読んでもらいました

 

自分のブログの記事じゃないんかい!って感じですが

最高にシンプルにガレージキットを作ってる記事だったので

 

そこから友達の希望に合わせて

オプション的に作業工程を追加していく感じです

 

決めたのはこの2点

・塗装方法

・用意する道具

 

使いたい道具や

貸し出しできる道具など

事前に用意が必要なものがあるので

ざっくり決めていきました

 

 

・塗装方法

オモコロブロスさんの記事では全て筆塗りでしたが

友達の塗装方法はエアーブラシと筆塗りで行くことになりました

筆塗りの大変な部分を避けたい!

 

 

・エアーブラシを使う理由

友達がエアーブラシを持っている

私の塗装ブースを使える

作るガレージキットがほぼマスキングが不要

塗る範囲が広いので筆塗りよりエアーブラシの方が気が楽

 

エアーブラシやスプレー塗料は

「色ごとにパーツが分割してあるキット」または

「色数が少ないキット」の場合は

最大の難関のマスキングの手間がないので

筆塗りより均一に塗装ができて便利

 

 

 

自分の塗装方法は筆塗りとパステルで

 

・筆塗りの理由

アクリルガッシュと筆を持っている

アクリルガッシュだと色が作りやすい(イラストで使い慣れている)

塗装中にマスクをする必要がない

作るガレージキットが色ごとにパーツ分割されていない

 

・パステルの理由

パステルを持っている

練り消しゴムでやり直しができる

 

 

今回作るガレージキットは色ごとにパーツに分かれていますが

自分が原型から作るガレージキットは

分割をなるべく少なくしているのと

ひとつのパーツの色数が多いので

とにかくマスキングの回数が多い!ので筆塗りです

(筆塗りでもマスキングはあった方が綺麗です)

 

パステルはやり直しが塗装落とし用の溶液にドボンではなく

練り消しゴムで部分的にやり直しができるので

 

イラストでも一発勝負がとにかく苦手なので

やり直し重視の道具が手元に揃っていたのが理由です

 

 

とにかく自分が始めやすいかで決めるのが一番!

 

 

 

具体的に今回のスピンブレードエンテイの塗装の内訳

・エアーブラシで塗るパーツ

ジャージ部分(上半身/下半身/左右の腕)

肌(顔/手)

スピンブレード

 

・筆塗りで塗るパーツ

インナー

目や眉

アクセサリー

 

内訳が決まったので

買い足すのが必要な色や道具も整頓してメモをしました

地味ですがお店でいきなり買い物なんだっけ?と

思い出すにはちょっと大変な作業なので

 

 

・パーツチェック

パーツリストを見ながらパーツチェック

購入してから数年経っていますが

本当は交換期間内にしよう

 

パーツチェックは100均などで買えるトレーの中でするのがおすすめです

パーツは簡単にどこかにいくので

穴が開いていなくて白くないトレーがおすすめです

 

自分はパーツリストに載っている図と同じ様に並べて

パーツが揃っているかチェックしています

 

 

確認する内容

・パーツの数があっているか

・パーツの種類があっているか など

 

パーツの数が合っていても

右手が2個入ってて左手が入って無いとかもあり得るので細かくチェック

無いパーツがあったら

交換期間内の場合はディーラーさんにすぐ問い合わせしましょう

 

パーツはあるけど気泡や破損(折れや欠け)が激しい時は

直す方法がいくつかあるので個人的にはがんばる派です

 

ガレージキットは基本的に

ディーラーさん自身が複製しているのはめずらしくないのと

複製方法の関係で品質にブレがないのは難しいので

気泡や破損はエラー品というより仕様の範囲だと思っています

とはいえ個人の感想です

 

自分では作れないくらい気泡や破損がある場合は

ガレージキットの作り方を教えている教室などに相談すると

ちゃんとキットが完成するのかなとは思います

こちらも個人の感想です

 

 

 

 

・離型剤落とし

パーツチェックが終わったら

離型剤落とし


用意した道具

・クレンザー

・ザル(目が細かいもの)

・ボール(できれば白く無い方がいい)

・歯ブラシや手を洗うブラシ(パーツによって使い分けしています)

・ゴム手袋

・ペーパータオル

 

食器洗い洗剤に一晩漬けたり

鍋で煮たりとかいろいろありますが

今回はせずクレンザーでガシガシ洗いました

クレンザーだと塗料の食いつきが良くなるので

どんどんガシガシ洗います

 

いつも大変なんですが

二人でやったらマッハで終わりました

マンパワーこそチカラ

 

洗われたパーツ達

 

小さいパーツゲートやバリがついたままの方が

無くしにくかったり 洗いやすかったり

 

自分は無くしそうなパーツは塗料皿に隔離します

 

 

・仮組み準備

用意した道具

・えんぴつ

・デザインカッター

・彫刻刀

・接着剤(たまたまゼリータイプのもの)(おすすめは液体タイプ)

・つまようじ(余分な接着剤を取り除く時に使用)

・ニッパー

・ピンバイス(1mm)

・ドリル(2mm)

・アルミ針金(2mmと1mm)

 

・道具について

ドリルは購入したので使っただけですが

あまり作らない場合は節約でいいと思います

 

ニッパーは100均よりホビー用品のもの(1000円前後)がおすすめです

切り口が全く違うので

 

 

 

ガレージキットは硬いので

カッターを使う際には意外と力が入るので怪我をしやすいです

 

カッターが使いにくいパーツや

指で持ちづらいパーツなどは

・一気に削らず少しずつ薄く削っていく

・カッターマットの上にパーツを乗せて指で押さえて削る

・ニッパー/ヤスリ/彫刻刀など他の道具で削る

などなど

 

仮組みの際に邪魔な突起などが削れればいいので

彫刻刀目の荒いヤスリで削るのも有りです

 

 

・仮組みしていく

針金で軸打ちをして組み立てしていきます

軸打ちの方法はガレージキットによりけり

 

スピンブレードエンテイ>穴を開ける場所に印がついている

 

ソリオストロ>ダボ穴がついている

 

画像はすでに仮組み済みなので

針金が付いていたり穴があいていますが

こんなかんじ

 

スピンブレードエンテイはひとつのパーツに2〜3箇所穴を開ける印があったのですが

無理に全部開けなくてもパーツを固定できれば大丈夫でした

 

組み合わせた状態で鉛筆で数カ所 合わせ目に印を書いて

1.ピンバイスで2箇所穴あけ

2.片方の穴に針金を刺す

3.書いた印が合わさるように組み立て/調節する

4.接着剤で針金を片方のパーツに固定する

というのを繰り返していきました

 

書いた印が合わさるようにする調節は

針金を刺していない方の穴をデザインカッターで広げました

 

ピンバイスがパーツを貫通しても大丈夫です

あとで修正できます

 

穴を開ける場所に印がついていないタイプのガレージキットは

この仮組みが難しくなると思うので

ガレージキット 軸打ちor仮組みなどで検索すると色々な軸打ち方法がでてくるかと

 

 

・ソリオストロ仮組み終了

マステがないと弾け飛ぶ

塗装が終わったら接着剤でくっつければオッケーです

塗装前に接着してしまうと塗装しにくいのでまずは仮組みおわり

 

 

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このあたりで2回目の作業が終了

スピンブレードエンテイの仮組みはまた次回にもつづきつつ

表面処理をした際の記事を書く予定です

 

それではここまで読んでくださりありがとうございました!