3Dプリンター Adventurer3 Lite(アドベンチャー3ライト)を購入したので

使用したメモを書いていきたいと思います

 

・メリットまとめ

・デメリットまとめ

・今後の予定

 

 

前回は自作テスト用モデルでテストプリントのメモだったので

今回はまとめの感想と今後の予定のメモです

 

大体はAdventurer3 Liteの性能というよりFDM式プリンター

自分が使っている光造形のプリンター(Photon)との比較です

 

 

 

・メリットまとめ

いいところまとめ

基本的に光造形のプリンターより楽チンな部分とか

 

・準備と片付けが光造形のプリンターより楽ちん

・出力後の加工の手間が楽ちん

・出力品が綺麗

 

 

 

・準備と片付けが光造形のプリンターより楽ちん

準備はフィラメントを差し込むだけ

片付けはフィラメントを取り出すだけ

ノズルの掃除は出力が全て終わって

次の出力まで時間が開く時でいいので

驚きの手軽なのに安全安心さ

 

光造形の時はZ軸を液晶が割れない様にちまちま設定して

(キャブリレーションとかなんとか無しのプリンターを買えばいいのですが)

冬はレジンやプリンターを温めたり準備が大変で

片付けはプラットホームもプールもアルコールで掃除して

レジン液を上戸と茶こしで戻して

レジン液が手に付かない様に手袋をしたり

それを出力のたびに都度都度行っていたので

管理が大変だったので…

 

 

 

・出力後の表面処理の手間が楽ちん

出力品の表面処理も

プリンターの前から移動せずにすぐ出力品を取り出せて

出力品もすぐ表面処理が可能

とても楽ちん

 

光造形の時は出力品を取り出す為に水で洗うので移動したり

乾燥させたり二次硬化が大変だったり

水に触れさせてはいけないので洗浄はエナメル溶剤だけだったりしたので

出力後のアナログ作業は楽でした

 

 

 

・出力品が綺麗

光造形との比較して綺麗かと言うと別なのですが

細かいところは造形できないイメージだったので

大雑把な設定なのに細かいところも綺麗にでて驚きです

 

表面処理しても直せない積層のズレは若干あったり

ラフト面とサポート面の処理は大変なのですが

スライサー設定をつめたり

水平を調節したりしていない状態なのでしょうがないのかと

 

まだ分割無しのタイプで出力しただけなので

人物キャラクターの出力や

一度にたくさん出力したらまた変わっていくるのですが

それでも想像以上に綺麗で驚いています

 

 

 

 

 

 

・デメリットまとめ

難しいところまとめ

ボロクソ言われた光造形のいいところのターン

 

 

・スライサーの細かい設定が難しい

・同じ使い方をしている人を見つけるのが難しい

・安いフィラメント探しが難しい

 

 

 

・スライサーの細かい設定が難しい

スライサーソフトの操作は簡単で

初期設定で出力することは可能です

 

とはいえ初期設定のままだと表面加工が大変な部分があり

設定をつめる作業が大変だな…となっています

 

環境によって設定が違うので

フィラメントの推奨している数値を設定しただけでは

出力はできても表面加工が大変な部分はクリアできず

作るものとフィラメントとプリンターによって

都度都度設定を見直す必要があるのが

光造形に比べて手間が大きいと思いました

 

光造形は割とスライサーの設定数項目が少ないので

レジン液の設定を入力して

出力が失敗したときにだけ調節という感じなので

綺麗に出力するための数値をそこまでつめなくていい感じでした

あけすけに言うと

とりあえず出力できればとりあえず綺麗といいますか

 

とりあえず出力できる数値

表面処理が大変じゃない綺麗さで出力できる数値が別なのが

大変だなという印象

 

 

 

・同じ使い方をしている人を見つけるのが難しい

スライサーの設定の悩みの延長なのですが

参考にする為にスライサーの数値を公開している方を

見つけ出すのが難しいなと思いました

 

表面加工しないタイプの使い方をしている方は動画付きで公開している方が多く

同じプリンターを使っている方が沢山いて参考にしやすいです

 

使っている人が多くとも

基本的にフィギュアなど表面加工を前提としてる人は

もっと高性能なMDF式のを使っていたり

光造形のものを使っているので

フィギュアの出力にも使える数値を見つけるのは思ったより難しく…

 

出力するものによって違うので

推奨されている数値というものはあまりないところが

設定項目の多さと相まって設定をつめるのに気が遠くなりそうです

 

 

 

・安いフィラメント探しが難しい

表面処理をしない仮出力のために

今使っているフィラメントより安いフィラメントを探しているのですが

どの商品もレビューを見ると同じ商品でも当たりハズレが多く

リピートする!というレビューがあっても

ハズレを引いたレビューもついてたり

さらにはリピートしたら次のはハズレだったというのも珍しくなく

なかなか手が出せず…

 

自分が使っているフィラメントは安いフィラメントに比べて割高なのですが

ハズレレビューのない高評価のフィラメントとは千円〜数百円程度しか変わらず

チャレンジするにはなんとも難しい差額…

 

安くてすごく質のいいフィラメント!というパーフェクトなフィラメントを見つけたと思ったら

丈夫すぎてノズルが削れての直径が変わるとレビューがあって恐ろしい

 

そしてまた安くてすごく質のいいフィラメント!を見つけたところ

標準色のホワイトやグレーは高く

安いのはシルクカラーだったりラメ入りだったり

別の意味で選択が難しくなって保留しました

 

レビューを鵜呑みにするつもりはないのですが

不安要素が大きいことやデメリットがあると買う勇気を出すのは難しい…

 

これは光造形の時は無かった種類の悩みで

光造形は水洗いレジン以外の通常のレジンは洗浄の手間が大変なので

安いかどうかどころか他のレジンを全く考えていませんでした

 

 

 

 

・今後の予定

3Dプリンターについてや造形について今後の予定

 

 

・クリーナー用フィラメントを買う

ノズルの掃除が付属している道具以外にもある様なので

少量で販売しているタイプのクリーナー用フィラメントを探している途中です

 

 

 

・フィギュアのテストプリントをする

ジョイくんでテストしてみたはいいが

スライサーの数値の設定や安いフィラメント探しに手間取っているのと

生活が忙しい時期なのもあり

なかなか次のステップにいけていません…

 

スライサーの設定をつめるための時間ができるか

安いフィラメントが見つかれば

とりあえずジョイくんを分割して出力か

刀剣乱舞の鶴丸のパーツを出力したいと思っています

 

 

 

・光造形の方も使うよ!

予定ではないんですが新しいプリンターを買ったら

前のはもう使わないの??と何回か聞かれたので…

 

光造形のプリンター(Photon)

細いパーツや小さいパーツなど

 Adventurer3 Liteで出力しにくいパーツの出力に使ったり

 

MDF式のプリンター(Adventurer3 Lite)

胴体や足など大きいパーツなど

光造形で中を空洞ししないといけないパーツの出力に使っていきたいと考えています

中を空洞にすると中と外で二次硬化にズレが起きて割れやすい様なので…

 

 

 

・ガレージキットの制作

イベント参加と同じくガレージキットの製作をずっとお休みしていたのですが

 Adventurer3 Liteを使ったガレージキットの制作と販売を

年内にできる様に検討中です

 

一つ前に書いた通り Adventurer3 Liteでは出力できないパーツがあるので

光造形のプリンター(Photon)で出力したパーツでシリコン型をつくり

レジンキャスト複製したパーツとの混合を考えています

 

販売方法は自家通販でと考えているので

イベント参加は引き続き見送っています

 

プリンター類でシリコンやレジンを購入するための予算などがカツカツなので
まだまだ検討中や予定の段階ではあるのですが…っ

 

 

 

・塗装作業はお休み

デジタル造形や出力テストなど

ガレージキットの制作に必要なことを優先しているので

塗装作業はすこしお休み中です…

 

出力した鬼滅やジョイくん

これからテストで出力する予定の鶴丸や寂雷先生も出力と表面処理で

いったん作業をお休みする予定です

 

 

 

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また新しくAdventurer3 Liteで出力できたら

メモをしていきたいと思っています

 

それではここまで読んでくださりありがとうございました!