日本経済新聞2018年6月24日(日)付 23面 NIKKEITheSTYLEには、伊藤忠商事会長兼CEO岡藤正広さんの「強いもんケンカせえ」という記事が掲載されていました。

 


以下、一部抜粋。
「…(前略)…生まれ育ったのは大阪市生野区。在日の人も多く、狭い路地がうねうねと続く一角に小さな家が折り重なって並ぶ。「誰かがいじめられていると助っ人に行って、『何をバカなことを』といじめっ子を殴ってたんや」。今でもいじめのニュースを見れば怒り、スポーツは負けている方を応援する。「判官びいきで、恵まれていない方にひかれる。本来は弱い者が、強い者をやっつけるゆうのがいいんです。」
…(中略)…

岡藤さんの経歴には、他商社や、日本の多くの大企業のトップと明らかに異質な点が一つある。経営企画のような社長への登竜門的な部門をほとんど経験せず、直前まで営業の第一線にいて、ポンと社長になったことだ。

危ぶむ声もあったが、岡藤さんは逆に上層部に現場感覚を植え付けた。「格好つけた上から目線はダメ。経営陣にゆうてるのは『自信なくても自分でやれ』。失敗しても必死にやれば、部下が『地位ある人がかわいそうや、やらなあかん』と思うやろ」

伊藤忠は業界で財閥系3大商社の一角を崩し、「万年4位」の名を返上した。現場を這ってヒントを拾い、上に立つライバルをにらむ。野武士集団の先頭に立つのは、強い者とケンカし続けた反骨の魂だ。 

 

 


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