だいぶ中古価格が下がってきたスマスロ、でも家庭で遊ぶには今までとは違いコイン貸出しユニットが必要。
ネット上で販売はされてはいるものの20000~40000円とチョット高額!!
ユニット付きで販売されているスマスロもありますが買ってみたらデータランプが付けられなかったり付けてもデータがメチャメチャだったりと不満がいっぱいだったので自分で満足いくものを作ってみました。
<レシピ>すべて「秋月電子」で入手可能です
まず、接続のコネクタですがRS-232Cに使われるD-SUB9ピンという一般的なものです。
続いてコントロールマイコンは手元にあった16F1827一般的なPICマイコンです。
電源は外部からの供給なので5VのUSB充電器とかACアダプタなどを用意。
(知識があればスロット内部から5Vを拾えます)
あとはデータランプに接続するのでアノ肌色のコネクタです。
<回路図>

この図を基にユニバーサル基板で試作

サンプルなので適当に配線。REGは9Vの角電池で駆動させるために付けました。
テストなのでフォトカプラはナシです。
ハードはこれだけです。貸出しだけで良ければ真ん中のIC1個だけで動きます、他は動作確認用のLEDなので不要です。
通信速度が少し早いので16MHz以上のクロックが出るマイコン推奨です。
<通信について>
実はこのユニット通信のコマンドフォーマットはマル秘資料ではなく一般に公開されてます。
公開資料なので公表してもいいのでしょうが概略だけ。詳しく知りたい人はネットで検索してみてください。(ヒントは特許情報)
<通常ループ>
重要なデータ通信は300mS毎に行われています。
1.ホールコン情報の通知 スロ>ユニット
2.計数データの通知 スロ>ユニット
3.貸出しデータの通知 スロ<ユニット
4.貸出しデータの応答 スロ>ユニット
以上の4つの繰り返しです。
1,2,4はスロットからユニットへの通信、ユニットからスロットへの通信は3番だけです。
<特別ループ>
これとは別に60秒毎に機種情報、3分毎に設置情報がスロ>ユニットに通知されますが、無視しても問題ありません。
<通信データのフォーマット>
受信データの詳細
No1.電文長(1バイト)受信データの全体が何バイトか。
No2.コマンド(1バイト)データが何の種類かを示します。
No3.通番(1バイト)通信毎に+1されます。
No4.データ(1~53バイト)ココを解析してデータランプに表示します。
No5.サム(1バイト)単純に全データを足した下2桁。
<ソフト作成>
No2.がホールコン情報の通知のときにデータランプに表示できるように波形に直す作業。
No2.貸出しデータの通知のときにクレジット投入制御する(遊ぶだけならコチラだけでも可)
ホールコン情報には機種情報、持ちコイン枚数、エラー情報、IN/OUT/BB/RB/AT情報、払出、リプレイなどが細かく出力されます。
ポイントとしてはユニットが抜けた時の復旧処理をします、これをやらないと約75秒の貸出しホールド状態でクレジットを入れられない状態になります。
<試作品>
データカウンターをつなげるために作りましたが、ポートが余っていたので
ゲーセン用にメーター出力と100円入力、クレジット数を変更できるようにした基板です。(景品払い出し機能は無いので遊ぶだけです)
操作系の制御が要らないのでメダル仕様の機械より簡単にゲーセン仕様が作れてしまいました。

単純に遊べれば良いという場合はボタンを押すと50枚づつクレジットが上がる仕様


乾電池はお勧めできません、駆動できる時間が短い!!