不妊クリニックの医師が

卵子提供や胚の提供などについて

持論を述べていたり


論文の一部を切り取って論じて

いたり


※基本的に論文(とくに都合の

良い部分)の一部分を抜き出して

論じてはいけないことになっています


卵子提供や胚の提供など

表の部分に焦点をあてて

論じている医師が多いですが


全ての物事には

「表」と「裏」があります


私たちがお天気の良い日に

外に出たら影ができますよね

どんなに頑張っても影を無くすことは

できません


全ての物事には必ず

「表」と「裏」があります

表だけの物は無いし

裏だけの物もありません


必ずセットです


そのどちらかだけに焦点をあてて

論ずることは

とても危険だと感じます

特に生殖補助医療は


こどもが産まれてくる医療ですから


卵子提供でも

家族が良好だとする 

研究結果はありますが


良好の基準って人それぞれで

感じ方が違うと思いますし

違って良いと思っています


私の考えは

100組の卵子提供家族がいたら

100通りの幸せの価値観が存在する

と思っていますし


実際にはそちらの方がリアルです


しかし皆さんはネットなどで

杓子定規的な情報に触れて卵子提供を

考える方が多いと思います


しかしながら

このような問題については

私は杓子定規的な考えは

危険だと感じています


ですから私は卵子提供から産まれた

しょうがいのあるお子さんを

育てている方のための

専用のオープンチャットを作りました


是非、事前に様々な角度から

私の自助グループで卵子提供について

お話しを聞いて頂きたいのです





川嶋さんは養子として育ちましたが

10歳の時に育ての父が亡くなり

16歳の時に育ての母が亡くなって

います…


それでも川嶋さんは幸せと思って

いらっしゃいます


でも


それは川嶋さんだからです






こちらの本には養子や里子で

苦労したこどもたちの体験談が

たくさん載っています


人間の一生は

山あり谷ありです

山だけもないし谷だけもないのです

紆余曲折です


最期に死ぬ時になって何をどう思うか?

そこに至るまで


何もわかりません


人間の一生のほんの一部を切り取った

研究論文だけで

全ての当事者のことを判断するのは

ある意味においてとても危険だと感じて

います…


自己卵子治療

卵子提供

私のところにはトラブルのご相談が

様々来ます


不妊クリニックは妊娠したら

患者さんとはそれっきりです

その後、どんなこどもが産まれたのか?

知る由も無いですし


妊娠した患者さんに

どのようなことが起きたのか?

知る由もありません


重篤なしょうがいのあるこどもが

産まれたとしても責任を追う義務も

ありませんし


妊娠した患者さんが妊娠中に

どのような合併症やその他の状態に

陥ったのかも知りません


それによって患者さんが

どれほど心と体が傷ついたのか

全く知る由がありません…


またご自身の価値観やご自身の

宗教的価値観で患者さんに対して

卵子提供や胚の提供について

論ずることは危険だと感じます


患者さんを混乱させるだけだと

思うのです


「不妊クリニックの医者と渡り合う

ための心構えガイドブック」

このようなものがないと本当の意味で

患者さんを守れないな、と


つくづく感じています



私はこれからの時代

不妊クリニックにもガバナンスや

コンプライアンスが必要だと思うのです


「不妊クリニック第三者委員会」

なるものを設置して

公平な視点の立場の人に相談できる

そのような機関の設置は急務だと思います


患者さんが

「これを言ったら医者から見放される

んじゃないか?」

「これを言ったらちゃんとした治療を

してもらえないのではないか?」と

そのように思いながら通院することは

とても危険だと感じています


私もいち不妊治療経験者として

なんだか歪なものを感じてしまいます

医者>患者

昭和のままアップデートされないのは

医師に「昭和生まれのおじさん」が

多いからでしょうかね?


医者は励ましのために卵子提供の

話しをしているのかもしれませんが

患者さんの精神状態によっては

それを見放された

あるいは脅威に感じているかも

しれません…


本来なら日産婦の決めた

ガイドラインがあるはずなのに

守られていません


コソコソ話したり…

SNSなどで日産婦に対して

ブーブー文句を言ってみたり…


SNSでは

赤ちゃんが欲しい人の心に響くような

正義のヒーローみたいな

ことばかり書いているSNSも

散見されます


本当に患者さんが守られているのか?

疑問です…

がんの専門医が個人的感情と個人の

価値観たっぷりなブログを書いてたら

どうでしょうか?


患者さんを混乱させますよね…


不妊治療だけは何故か

それが許されているかのような

雰囲気さえ感じてしまいます…







ひろゆきが言ってるように

妊娠、出産って

誰にでも共通するテーマ

誰でも語りやすいテーマ

だからなんでしょうかね…


これからの時代は

ガバナンス

コンプライアンスを重視した

 

女性の心と体を守るような

不妊治療を求めたいところです


クリニックとのトラブル防止の

ためにも

不妊クリニック第三者委員会を設置して

公平な視点の立場の人に相談できる

そのような機関の設置など

このようなものがないと本当の意味で

患者さんを守れないな、と


私はつくづく感じています…







↑こちらの動画とても長い

ですがとてもおすすめです

不妊治療が上手くいかなくて

悩んでいる方にもおすすめです


安楽死についての是非、議論から

生命倫理、医療、医療のあり方

医者について、患者について

人生について、死生観、臓器提供に

ついて、宗教問題、健康寿命、

サブリミナル効果、

世の中についてなどなど


安楽死の是非、議論から様々な

方向に話しが広がりとても素晴らしい

動画でした


是非、たくさんの人に見て頂き

ご自身の人生を見つめ直す

一つのきっかけになればと思います🙇‍♀️