「でっかい札束」 原題：THE BANKROLL
カービーは上機嫌である飲み屋でビールの一気飲みをして皆におごっていた。翌日の任務はヘンリー少尉、ケーリー、ジートマン達と何とかこなしドイツ兵を倒した。
その後ポーカーで1600ドル儲けた所で、少尉と各分隊から集まったメンバーで村に敵がいるか偵察へ出かけた。途中機関銃と撃ちあいになったが後方から手りゅう弾でケーリーがつぶした。
村へ入るとドイツ軍はかなり強力な守備を敷いていた。儲けたお金でGSを立てると言っていたジートマンが負傷した。少尉は無線でバズーカの応援と担架を依頼した。そしてマッコール達の応援が到着した。800ドルを貸したファーレーはいつも空手形を切っているとの話をマッコールから聞いた。そこでカービーは手持ちの現金を取り上げた。
教会はマッコール達のバズーカ砲の応援で何とか制圧した。
帰還して病院にジートマンを見舞いに行くと2か月位で帰国できるとのこと。カービーは自分の儲けの分も含めて全額をジートマンに渡した。それをカーターは見ていて、カービーにおごってやるよ！と言った。
今回は、カービーを中心にジートマン、ファーレとの間のポーカーでのお金の貸し借りの話でした。カービーはポーカーで稼ぐために、もとでの20ドルをジートマンから借りました。
そしてファーレに800ドルを貸して手形をもらいポーカーを続け、大儲けすることができました。カービーとジートマンで合計2400ドル位の儲けかと思われます。
ジートマンは結婚したばかりで、本国の妻が妊娠していて、帰国後にGSを買って暮らして行くと言っていました。そんなジートマンが負傷したので、カービーは自分の分も含め全額をジートマンに渡す、という人情味あふれるキャラクターがよく出ていました。
カーターの声のかけ方も良かったですね！
原題はバンクロールですが、ポーカーに使うことができる手持ちの資金、という意味だそうですね。今回の話でも、前話で負傷した準レギュラーのマッコールがバズーカ砲を持って登場していました。
ジートマン
ファーレ（ジェームズ・ステイシー）
