お茶会のおしらせ
放射線や内部被ばくに関しての心配ごと
のんびりお話しませんか?

とき 9月21日(金)9時30分から

場所 ふれあいセンターごだい 和室(那珂市後台1491-43 

3ヶ月ほどお休みしていましたが、いよいよ再開いたします。

今回のお茶会ではとくにテーマは決めず、陳情のその後についてのご報告や情報交換の時間にしたいと思います。

これまで同様、9時半~お昼まで、途中入退出可能です。
お子さんのお飲み物や軽食などお持ち下さい。

だいぶ間のあいた更新になってしまいました。

採択された陳情のその後について現状を報告します。

夏休み前に既に測定と除染が住んでいる園もあるのですが、
お盆あけに詳細な測定、除染の実施というところもあります。

詳細な報告が出来るのは9月中旬ころを予定しておりますので、
いましばらくお待ち下さい。

また9月以降、お茶会も再開したいと発起人で話しています。
こちらについても具体的な内容が決まりましたら、
またブログでお伝えします。

第三回は市外の公園などです。

隣市でもよく利用する場所だったり、クールスポットも探したいという思いもあり、
ご協力により、以下のようなデータが集まりました。
お子さんの外遊びのご参考にされてください。

津田第1公園(ひたちなか市津田)
地表(芝生) 

 1m 0.105

津田第3公園(ひたちなか市津田)

地表(土)
 1cm 0.095、 1m 0.068

本町第1公園(ひたちなか市本町)
地表(砂)

 1cm 0.129、 1m 0.105

中根上野公園(ひたちなか市中根)
南側入り口(アスファルト) 
 1cm 0.181、 1m 0.135
南側ベンチ付近  
 1cm 0.146、 1m 0.141
西側つつじ付近   
1cm 0.175、 1m 0.187
東側通路(アスファルト)  

1cm 0.145、 1m 0.161
時計芝生付近   

1cm 0.227、 1m 0.130
(木の根元 1cm 0.358)

石川運動ひろば (ひたちなか市)
北側入り口石畳上 

 1m 0.127
北側桜の木下の芝生 
 1cm 0.185
東側松林の中 
 1cm 0.217

ひたちなか市青柳の道路(アスファルト)上 
1m 0.085

水戸市千波湖付近 1m 0.170

阿字ヶ浦の海岸沿い道路(車内) 0.280



南下公園(ひたちなか市)
鉄棒下
1cm 0.08
ブランコ下(くぼみ)
1cm 0.07
まがったすべり台 着地場
1cm 0.08
2本つながったすべり台 着地場
1cm 0.11
曲がったすべり台の踊り場下
1cm 0.16



市議会定例会にて陳情が採択されたことについて、
今週は行政の方へ改めてご挨拶とともに陳情内容の確認と
除染のお願いに伺いました。
(市内幼稚園・・・学校教育課、保育園・・・子ども課の管轄です)

子ども課の方からは、これまでにも局所的に高かった雨どいなどは
すでに除染をしていて、現在も子どもが立ち入れないように
プランターで囲っていたそうです。
また、「やはり小さいお子さんだと心配ですよね」と言っていただきました。

学校教育課の方からは、すでに線量が下がってきている場所もあるが、
そうでないところも含めてよく測定しなおして、
園の汚染マップの作成を検討しているとのこと。本当にありがたいです!!

気になる実施の時期ですが、おそらく、夏休み前に予定している
一斉奉仕作業の際に、保護者の方々のお力も借りながら
作業するかたちになりそうです。

具体的な日時など決まったら連絡がいただけることになっているので、
またご報告します。

お近くに市内幼稚園・保育園に通われているご父兄の方がいらっしゃる場合は、
ぜひこの情報を広めていただきますようお願いいたします。

今後も引き続き、保護者の方たちの除染への強い思いが必要です。

19日、那珂市議会採択された陳情について、毎日新聞で取り上げられました。

除染を求める陳情(請願・要望)が、市議会で可決されたのは
茨城県ではじめてのことです。

また、汚染状況重点調査地域の指定を受けていない地域で、
市議会によって「除染の必要あり」と判断されたことも、
県内ではじめての大変意義のある結果となりました。

かねてよりお知らせしておりました、那珂市議会に提出した
「幼稚園・保育所の除染を求める陳情」は、
今月7日に教育厚生常任委員会で行われた審議で全員一致で採択されました。
同19日には本会議中においても審議され、全会一致で採択されました。 

これにより、市議会全体の意見として私達那珂市の子どもを守るプロジェクトの
陳情は必要性のあるものとされ、行政(執行部)の方にあがることになります。

今後の流れとしては、まず幼稚園の管轄である学校教育課、
保育所(園)の管轄であるこども課にご挨拶に出向き、
これまで活動してきた経緯も含めてお話しながら、具体的に今後どのように
除染作業にうつっていくかというお話を詰めてまいります。

各課の担当の方と話し合った後、那珂市内全ての幼稚園・保育所へも直接伺い、
除染に対しての説明と保護者の方も含めた協力のお願いに伺う予定でおります。
本日、ゆたか保育園で行われたお茶会は、日ごろ特別に対策は取っていない
(あるいはお水だけ買っている)が、放射線の影響は気になっていたので、
情報が欲しかった・・・というお母さん方の参加が多かったです。

参加してくださったみなさま、サポートしてくださった園の先生、
本当にありがとうございました。

今回のお茶会で話題に上ったことについて、
少しこちらでも詳しい資料を載せておきますのでぜひご覧下さい。

・原発事故前の日本各地の放射線(自然放射線量)はどのくらい?

日本の自然放射線(MAP)

茨城県の原発事故前と事故時(3月)の線量の違い
(「ほとんどのデータが20~59nGy/hの範囲にありました。」と
書いてありますが、マイクロシーベルトに直すと
59nGy(ナノグレイ)/h = 0.047マイクロシーベルトに換算されます。)
※1 nGy/h (ナノグレイ毎時) = 0.0008 μSv/h (マイクロシーベルト毎時)

具体的な数値でわかりやすい例→神奈川県

(ほとんどの地区で、事故前の線量よりわずかに上昇していることがわかります)

昨年3月11日以降の、那珂市の数値
(こちらもnGy/hナノグレイ毎時で数値が出ていますので、 0.0008 をかけると
マイクロシーベルトの数字が出ます。3月15日から数字が上昇しています


・汚染された食べ物を気にせず食べ続けた場合の身体への影響は?
→茨城大学 中川先生のレジュメが参考になります。
セシウム137連続接種による体内蓄積


さらなる原発事故が起きたら?
自治体主導の下で、一斉避難は出来ないという試算がでています。
今年、3月5日NHKニュースより

那珂市の子どもを守るプロジェクトでは、
万が一に備えて食料・水・マスクの備蓄を勧めています。
原発事故の際に、有効とされるのが、N95規格以上のマスクです。
放射性物質防護のためのマスクの基礎知識
(南相馬市など原発から半径20km圏内に視察に入った
枝野元官房長官らが着用していたことで話題になりました。)


今後もわかりやすい資料を随時紹介していきます。
第二回は皆さんの個人宅の値をまとめました。 

個人宅の室内外を詳細に測って頂いたデータの中から、
ご参考までにいくつかをピックアップさせていただきました。

個人宅(瓜連)
芝生を剥がす前 1m 0.12 →除染後 
1cm 0.098、 1m 0.081

個人宅(菅谷)
ベランダ 
1cm 0.116、 50cm 0.096、 1m 0.085

個人宅(額田)
玄関 
1cm 0.099、 1m 0.075
リビング 
1cm 0.069、 1m 0.063 
玄関吹き溜まり 
1cm 0.256、 1m 0.095
トイレ前(泥) 
1cm 0.460、 1m 0.084 →除染後 
1cm 0.14

個人宅(後台)
玄関前 
1m 0.094 
リビング 
1m 0.076
雨水浸透枡蓋上 
1cm 0.702、 1m 0.139
庭(土) 
1cm 0.089

個人宅(後台)
庭の芝生 
1cm 0.153、 1m 0.111
ウッドデッキ 
1cm 0.123、 1m 0.116
畑(5センチ土壌撤去後) 
1cm 0.103、 1m 0.123
畑横の通路の砂利 
1cm 0.156

以上です。ご参考になりましたでしょうか?
次回は市外編です!
参加されている皆さんのご協力を頂き、
私達が普段利用している公園などの測定を行いました。
使用した測定器は堀場製作所のRadi(PA-1000)で、
シンチレーション式のサーベイメータです。

第一回目は市内にある公園などです。


静峰ふるさと公園(瓜連)
東側滑り台下 1cm 0.114、 1m 0.122
西側滑り台脇の木の根元 1cm 0.163、 1m 0.122
芝生の滑り台(ふもとの所) 1cm 0.157、 1m 0.135
渦巻き型噴水(水なし、石ブロック造り) 1cm 0.128、 1m 0.132
水上ステージ石アプローチ(水あり) 1cm 0.133、 1m 0.105

那珂市役所前公園
えさやり場 1m 0.051
中央くぼ地 1m 0.103
路上 1m 0.014
中央池そば 1m 0.076
植木下 1m 0.123
中央芝生 1m 0.091
小川付近 1m 0.096

宮の池公園(菅谷)
グラウンド 1cm 0.101、 50cm 0.083、 1m 0.084
フェンス際 1cm 0.177、 50cm 0.122、 1m 0.097
トンネル内 1cm 0.119
水飲み場  1cm 0.118、 50cm 0.105、 1m 0.109
砂場     
1cm 0.102、 50cm 0.097、 1m 0.091
ブランコ   1cm 0.108、 50cm 0.105、 1m 0.097
滑り台付近
1cm 0.123、 50cm 0.120、 1m 0.101

笠松運動公園
公園内 
1cm 0.110、 1m 0.116 
第一駐車場アスファルト 1cm 0.125、 1m 0.096
ABブロック第一階段  
1m 0.130
中央広場植込み(土)  1cm 0.173

清水洞の上公園(後台)
入り口(砂利、木の下) 
1cm 0.184、 1m 0.215
清水寺杉前 1m 0.176
清水寺境内 1m 0.136

下大賀公民館の公園(瓜連)
滑り台下 
1cm 0.124、 1m 0.097
フェンス下落ち葉 
1cm 0.138

またこれら公園等の数値を「測ってガイガー」のページにも記録しました。
(測定者アカウントは「humor」で、同じ公園内では最も高い数値を載せてあります)
すでに過去に測定されていた市内の数値も併せてご覧下さい。
マップはこちら http://hakatte.jp/geigermap/

  

6月の那珂市議会定例会に向けて、
昨日、陳情書を提出してまいりました。
(「那珂市内保育所(園)と幼稚園の放射能汚染土壌の除染を求める陳情」)
市議の先生方に相談に乗っていただきながら、
やっと陳情の要旨がまとまりました。

はじめは発起人(2人)だけでは数が少なく、
説得力に欠けるのではないかというご指摘も受けましたが・・・
中心で動いてきたのは2人であったものの、たくさんの方々に支えられ、
励まされて今回の提出まで至ることが出来たというのが実際のところです。
かかわって下さった方々にはこの場を借りてお礼申し上げます。

また、今回はなるべく実現されやすいようにと
幼稚園と保育園の除染のみに限定しましたが、小中学校や公園の除染、
給食測定の精度についても市に訴えていく必要があると思っています。
今回の議会の結果を待って、今後を考えていきたいと思っているところです。


この陳情書は、6月5日より開かれる定例会の中で
教育厚生常任委員会に付託され、6月14日10時より審議されます。
委員会で採択されれば、高い確率で市議会全体でも採択されるそうです。