ショッピングセンターのトイレに入りました。

そしてトイレから出たところ、目の前のベンチに

同年代くらいの女性が座っていました。

 

その女性が笑顔を浮かべ、すごく親しげに

「え~、久しぶりやん~元気やった?」

と話しかけてきたのです。

 

私は彼女に見覚えがなかったので内心(え??)と思いましたが

 

久しぶりと声をかけてくれているのだから

長い期間会っていない人なのだろう。

それなら様変わりしていて見覚えがないのも道理だ。

きっと知ってる人なのだろう。…誰だけっけ?

 

と脳内で理屈をつけ、曖昧に笑いながら

彼女の方に一歩踏み出したのですが…

 

彼女の耳にイヤホンがあるのを発見!!

 

そう、その人はワイヤレスイヤホンを付けて

電話中だったのです…

 

あ…お電話中…

と小声でモゴモゴ呟き、曖昧な笑みを貼り付けたまま

その場をそそくさと立ち去りました。

 

あー恥ずかしかった。

 

ていうかあの女の人は私の一連の行動など

全く眼中にないのは分かり切っているのですが

それでも恥ずかしがっているのが、また恥ずかしいというか。

 

そんな出来事。