梨状筋 ストレッチ | 長尾雄太の凸凹治療道




梨状筋とは股関節の外旋という動きに
関係している筋肉です

外旋とは股関節を外側に開くような
動きのことを言います






この股関節の外旋運動で働く筋肉を

深層外旋六筋
といい


梨状筋
大腿方形筋
内閉鎖筋
外閉鎖筋
下双子筋
上双子筋
の6つに分類されます

この筋肉は股関節外旋運動の他にも
肩関節の腱板と同じように
股関節と大腿骨の骨頭を
安定させる働きもあり
大変重要な筋肉になります



この外旋六筋の中でも重要な筋肉が
梨状筋です


みなさんも一度は耳にしたことがある
坐骨神経痛
もこの梨状筋が大きく関わってきます

坐骨神経痛は別名
梨状筋症候群とも呼ばれ
梨状筋による坐骨神経の圧迫で

太ももの裏、ふくらはぎ、足先までの痺れ
座った状態でおしりに痛みがある
腰を前に曲げると足のしびれが強くなる
ビリビリと電気が流れているような感覚がある
などといった症状が現れます

上記の症状に3つ以上当てはまる方は要注意です


梨状筋は殿筋のストレッチと似ていますが
より深い筋肉を伸ばすイメージで行ってください




仰向けになり、伸ばしたい方の膝を曲げて
反対側の膝の方に足をもっていきます。
そのまま曲げた方の足を手で抑えて
その方向に引きながらストレッチします

より深い位置の筋肉を伸ばすイメージが
大切です

20秒~30秒交互にのばしてください(^O^)!

坐骨神経痛は本当にきついですよ
ならないためにも予防大事☆