童心(不思議な出会い、親鸞的人間と道元的人間)#70
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不思議な出会い(その4)
もはや観光案内人になっている。
「見てください、ビバリーヒルに入ったとたんに、雰囲気が変わりますよ。消火栓を見てください。ハリウッドでは赤色でしたが、ビバリーヒルでは銀色でしょう。道幅も急に広くなりました。しかも、道路の真ん中に緩衝地帯があって、芝生が植えてあるでしょう。古い町かどうかは、木の状態を見れば分かります。ビバリーヒルに生えている木は大きいでしょう。しかも、よく手入れができています。右に見えるのがザビバリーヒルズホテルです。今ではそうでもないですが、以前は大統領がロスにやってくると必ず泊まったホテルです」

以前日本から来た人を案内する時、豪邸が建ち並ぶところに立ち寄ったが、ここ7年ほど行っていないので、違う道路に入ってしまった。ビバリーヒルといっても、超豪華な家から、豪華な家があり。どうも豪華な家のあたりに入ってしまった。しかし、そこから脱出して、サンセット道路に戻り、一路UCLAに向かった。

木庵が最初にアメリカに上陸した時に過ごしたのは、UCLAの寮であった。エクステンション。プログラムといって、ヨーロッパ、南米のエリート学生が全米の大学に行く前に、午前中は英語の勉強、午後は市内観光をするプログラムがあった。ほとんどの学生が奨学金をもらっていたので、このプログラムの費用も奨学金から出ていたようである。ただ、当時バルブの時代であったので、日本から来た留学生やただの観光に来た人は、このプログラムに多く参加していた。木庵も参加した。約1カ月のプログラムで3000ドルほど払った。木庵は留学生として、やってきたかったが、急にアメリカに来ることになったので、学生ビザではなく、観光ピザでやってきた。知り合いの旅行社の人は、アメリカに上陸してから、観光ビザから学生ビザに変えることができると言ったが、そんなに簡単ではなかった。アメリカに留学生と過ごせると思っていたのに、観光ピザで、木庵を悩ました。この心労が溜まったのか、3カ月後、腎臓結石になった。知り合いに尋ねると、「風邪を引いても日本に帰った方がよい」という。というのは、アメリカの医療費がべらぼうに高いからである。結局、日本に帰ることにした。1週間ほど結石で苦しんだが、日本に帰って、木庵の父親の教えの医者が簡単に石を取り除いてくれた。結局日本に40日ほど滞在し、その間に学生ビザに変える作業をした。

UCLAの寮に滞在して、英語の勉強、観光をしたのであるが、このプログラムの参加者の3分の1は日本人であった。そのなかには奨学金をもらっている人もいたが、大部分は自費でこのプログラムに参加していた。当時日本人は金持ちであった。このプログラムの最初にヒヤリングのテストがあった。上級のクラスと、下級のクラス分けるテストであった。奨学金をもらっているヨーロッパや南米から来た人は、当然、上級のクラスに配分された。日本人は、2人だけが上級に入った。たとえ東大や京大の日本のエリートも、下級のクラスに入った。日本の英語教育は読み書きが主であり、ヒヤリングでは東大、京大卒でも出来がよくなかったのである。

木庵は勿論下級のクラスである。しかも下から2番目であった。一番できなかった人は、高卒で、これからUCLAに入学することになっていた。木庵より一つ成績の上の学生は、UCLAの大学院に入学が決まっていた。この程度でUCLAの大学院とは。本人に言わせると、彼の父親がとある大学の学長をしていて、所謂つてで入学できたという。それでも、彼はその後UCLAで博士号を取り、日本のとある大学で助教授をするまでになっていた。ある時木庵が日本に帰ってテレビを見ていると、NHKの「奥様でもわかる経済」のようなタイトルの番組に出演したいるではないか。UCLAでの博士習得が、日本では高く評価され、大学の助教授、それに、日本を代表するNHKの番組に出るという出世ぶりである。エクステンションプログラムでの彼の様子を知っているだけに、彼の変わりように驚いたのである。
UCLAの寮時代の思い出はいっぱいあるが、これ以上書かない。

サンタモニカビーチも見るだけでよいという。サンタモニカビーチを見た後、彼女たちが訪れたかった、トレーダージョーズに向かった。
いつも、ロスからサンタモニカ方面に向かうフリーウエーなら、トレーダージョーズは簡単に見つかるが、今回はサンタモニカからロス方面へのフリーウエー。ナショナルブルバードで降りればよいことは分かっているが、迷ってしまった。ところが、日本から来た人の方が木庵より行き方を知っているのである。スマートフォンにトレーラージョーと入力すると、そこへの行き方が表示される。不思議なことである。ロス在住の木庵より、日本から来た人の方が、目的地への行き方を知っているのである。
つづく


親鸞的人間と道元的人間(erasusさんからのトラックバック)
erasusさんのコメント
だが、この徴兵制は、
 о無人兵器
 -の時代であり、
 о兵数は要らない
 -という、
 оハイテク兵器
 -の時代になっているから、
 о動員可能
 -のままに留まるはずだ。
 ※久々の芸術的感動で今日は-
 ※о運動不足でも調子が良い
 ※-のである。人間は、
 ※о無感動は、からだに悪い
 ※-のである。精神は、
 ※оからだ(身体)を動かす
 ※-ということから始まって、
 ※о相関する
 ※-のである。健康な精神は、
 ※о健全な(純粋な)運動に宿る
 ※-のであり、
 ※о卑猥な「からだ」には宿らない
 ※-のである。それから、断って置くが、
 ※о人生は(最終的に)、プラスマイナスゼロ
 ※-なのであり、
 ※о勝ち逃げはできない
 ※-から、
 ※о若い時は「からだ」を売って稼ぐ
 ※-などということは、
 ※оツケが、やって来る(大きな間違い)
 ※-のである。今日では、
 ※о入れ墨でも消せる
 ※-ようだが、
 ※о消せない入れ墨
 ※-のようなものだ。それから、
 ※о性戯に関する見解
 ※-については、
 ※оサドが正解だ
 ※-ということだ。要するに、人生、
 ※о知らない方が良い悦楽は多い
 ※-のである(笑)。


木庵の反応
<若いときに性の遊びに走ることはよくない。性は子孫保存のための厳粛な行為である。極端に言えば、子どもづくりの作業は、神棚、仏壇の前で行うべきである。そのような行為で生まれた子どもを、神の子、仏の子として慈しみ育てることができる。戦後の性を弄ぶ風潮は間違いなくよくない。新木庵>
つづく


写真:ザビバリーヒルズホテル
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