こんにちは。
最近よく立ち寄るのが使わなくなったものが集まるリユースのお店です。
リユースショップ、アンティーク、古美術、古道具、骨董といろいろ呼び方はありますが、扱うもののグレードが違うだけで、消費者の立場からすればどれも同じようなものです。
一つひとつの品物に込められたストーリーを想像するだけで、何だかワクワクしてきます。
介護のため実家に立ち寄る際に、よく行く古道具のお店があります。
といっても、道の駅に臨時的に出店するいわばポップアップストアなのですが、雑多に並べられた品物のなかから、面白そうなものをいろいろ物色するのを楽しみにしています。
そこの初老のご主人とよく話すのは、こうした品物の出所にまつわるお話です。
最近多いのは「遺品整理」を依頼されて、部屋ごと所持品を持ち帰るパターンだと言います。
亡くなった本人にとっては大切な宝物だったのかもしれませんが、遺族からすれば単なるガラクタにしかならず、こうして丸ごと引き取られていく運命をたどることになるのです。
家族関係が希薄になるにつれて、こうした例は多くなってきたのだと思います。
それでも時には、掘り出し物があるようで、買い取り価格を遺族に伝えるとびっくりされるようです。
ご主人に「黙ってたら分からへんやろ」と尋ねると「いい加減なことはできひん。古物商は公安委員会の許可をもろてるさかいな」と返されました。
古物商を生業としてきた、このご主人の矜持を垣間見ることとなりました。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。