こんにちは。
学生相手に行っている就活支援のなかに、集団討論への対応があります。
民間企業でも公務員でも面接が進む過程で、個人面談に加えて、数名のグループでの討論を行わせることがあります。
その時に取り上げる討論のテーマは、その会社や団体が直面している課題や、新規事業や施策の提案である場合が多いようです。
ほとんどの場合、そのグループで一つの結論を導き出し、それを発表させるところまで行います。
学生からはこの集団討論にどのように対応したらよいのか不安だという声を聞きます。個人面談は得意だけど、集団討論は苦手という学生も多くいます。
その理由を聞いてみると、集団討論では、司会、書記、タイムキーパー、発表などの役職を自分たちで決めることになるのですが、自分がどの役割を引き受けたらよいのか分からないというものです。
その時にアドバイスするのは、自分がどの役割を担ったときに一番力を発揮できるかを知ることが大切だということです。
そしてそれを知るために、一度はそれぞれを経験してみることを勧めます。
学生がよく勘違いしているのは、討論でよい意見を出して議論に貢献しないと評価が低くなるということです。
ところが実際に評価の対象となるのは、他のメンバーと協調できているか、積極的に討論に参加しているか、与えられたテーマに関して自分の意見を述べているか、などといった点なのです。
これはよく考えたら、入社後に社内でコミュニケーションが成り立つ者であるかどうかを確かめているということに他ありません。
それが分かれば、自分の立ち位置を理解できるのですが、そこに至るまでには何度か実際に経験してみることが必要となります。
今の就活はとても大変だと思いながら、学生たちにエールを送る日々です。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。