こんにちは。
世間が「壁」「かべ」「カベ」と言っているうちに、この国にとって最も大きな「壁」である「少子化」問題がどこかに行ってしまったような気がします。
国を左右するような大きな問題ではないように見える(?)課題解決に、大の大人が総力をつぎ込んで議論をしていてよい場合ではないように思えてきました。
特に最近の動きは、所詮政治のパフォーマンスに見えます。
というのも、ここで「壁」が壊れたり、高くなったりしても、その目的である「人手不足」の解消にはほとんど貢献しないことは明らかです。
学生が少し労働時間を延ばしたからといって、それほどの効果があるとは思えません。
一方、人材不足解消の方策として注目されている女性や高齢者にしても、既に働ける人の多くは働いているのが現実です。
また、非正規労働者のなかで、いわゆる「不本意非正規」といわれる層は少数派になっており、そこに期待を寄せることもできなくなっています。
さらに「切り札」とされる外国人労働者も「育成就労制度」が3年後に始まりますが、技能実習の看板の付け替えにすぎないとしか思っていない事業主が多くいるのが現状で、これも未知数です。
そうなると、この国の一人ひとりの労働生産性をもっと引き上げることがどうしても必要なのですが、有力な方策とされるDXには何故か及び腰のところがあり、これもすぐに進展しそうにありません。
しかし、それほど悲観することもないと思います。
この国には、一生懸命に働く人たちがまだまだたくさんいます。少しくらい非効率であっても、知恵と工夫と勤勉で乗り切れるはずと信じています。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。