こんにちは。
多くの都道府県で10月1日から新たな最低賃金が適用されます。
今回は全国平均で51円という大幅な引上げで、現在のいわゆる「目安制度」が始まった1978年以降最大となります。
この週末に新聞折り込みに入っていた求人情報のほとんどには、既に10月からの引上げを反映した賃金が織り込まれています。
それらを見ていくと、大きく3つくらいのグループに分けられそうです。
1つ目のグループは、最低賃金そのものの額にしているもの。
おそらくこれまでもそうしてきたのを、今回も同じようにしたのだと思われます。
本当はもっと引き上げたい気持ちがあっても、経営上それができない苦しい事情がうかがえます。
2つ目は、最低賃金の1円単位を切り上げて10円単位にしているもの。
本当は最低賃金どおりにしたいところを、少し頑張り、見栄えもよくして、他社との差をつけようとしている気持ちが伝わってきます。
3つ目は、最低賃金の引上げなどお構いなく、とにかく他社より高い賃金にしようとするもの。
これには、とにかく人材を確保しないと経営も成り立たなくなるという危機感がある会社と、とにかくよい人材を集めたいという会社の両方がありそうです。
人材不足が深刻ななか、大都市圏では最低賃金を大きく上回る賃金で求人を行うのが当たり前になりつつあります。
ところが、地方都市では、このように最低賃金が有力なモノサシになっているのが現状です。
心配なのは、求人情報のなかに、未だに引上げ前の額を記載しているものがあることです。
まさか、10月からの引上げを知らないということはないとは思うのですが、少し不安になっています。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。