こんにちは。

 

夏ドラマも観たいけど、パリ五輪も見たい。

今月下旬からしばらくは、そんな葛藤の日々になるかもしれません。


何しろ、パリとの時差はサマータイムで7時間。ドラマを楽しむ時間と競技がちょうど重なることにもなりかねません。


どちらを優先するかは、そのときになってみないことには分かりませんが、ライブを重視するなら、五輪の方になるかもしれません。

 

そんな五輪で以前から気になっていたのが、あのセーヌ川で行われるという水泳競技のことでした。


水泳といっても競泳ではなくトライアスロン競技なのですが、この話を聞いたときには「ほんとに本気?」と思ったものでした。

 

もう随分前のことにはなりますが、初めて現地で目にしたのは、汚れてくすんだ流れのセーヌ川でした。


勝手に清らかなせせらぎを想像していたのが悪いのかもしれませんが、美しい名称の響きとは正反対の状況に心を打ち砕かれたのを覚えています。

 

それでも、パリ市は巨額の予算をつぎ込んで水質浄化に努め、昨年にはテスト大会を開催し、本番に向けて着々と準備を進めてきたようです。


しかし、ここに来て「黄色信号」が灯っているらしいです。本当に本番に間に合うのでしょうか。

 

汚れた川に飛び込むという事例で思い出すのは、阪神タイガース優勝時の道頓堀ダイブです。


かつては大腸菌が検出された危険な川で、トイレの水に飛び込むようなものと言われたのですが、それでも次々に飛び込む様子に何か異様な感じを覚えました。

 

セーヌ川の場合もこのまま行けば、道頓堀ダイブのようになってしまいそうです。


トライアスロン競技を見たい気はしますが、まずは選手の健康第一で考えてもらいたいと思います。

 

でも、せっかくここまで浄化してきたのですから、大会が終わったら浄化も終わりにするのではなく、世界に誇る美しい川になってほしいと思っています。

 

今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。