こんにちは。

 

今年7月の楽しみは何といっても、パリ五輪です。


この前の感染症下での東京大会はすでに忘却のかなたで、ほとんど印象に残っていませんが、その分今回は期待が高まります。

 

この週末も代表選手を決める大会が開催されていました。いよいよ近づいてきたという実感があります。

 

もう1か月を切っているのに、早く決めてあげないといろいろ準備もあるだろうにと、要らない心配をしてしまいます。

 

そんな様子を見ていて、選手がインタビューに応じる際の答え方が気になりました。


これは以前から気づいていたのですが、ほとんどの選手が「そうですね」というフレーズから、入るのです。

 

あたかもマニュアルに書いてあるかのように、口を揃えてそう答えるのです。一体いつ頃から定着したのでしょうか。

 

この「そうですね」にはそれほどの意味はなく、「お尋ねのことは・・・ですね」くらいのニュアンスだと思われます。


本題に入る前に、少しタメを作って時間稼ぎをするという意味もあるのかもしれません。


もう一つ、「〜っていう感じです」というふうに、語尾に「感じ」を付ける会話もよく聞きます。

 

最近、こうした傾向は何もスポーツ選手に限らないことが分かってきました。


今、業務委託でやっている学生の就職支援で、面接の受け応えの練習するときにも、同じようにまず「そうですね」から入る学生が結構います。

 

決して間違いではないのですが、余り連発するようであれば、指摘することにしています。


おそらくスポーツ選手のインタビュー対応を見ていて、そう答えるのが当たり前だと思っているからだと思います。


指摘してしばらくは直るのですが、油断するとまた「そうですね」と返ってくることになります。刷り込まれた慣れは恐ろしいものです。

 

今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。