こんにちは。

 

10月1日から郵便料金が引き上げられることが正式に決まったようです。


「封書」は84円から110円、「ハガキ」は63円から85円と、30%以上の値上げになります。


一つずつの額が大きくないので、余り気にならないかもしれませんが、他の物価と比べても大幅な値上げと言わざるを得ません。

 

特に、DМなどの印刷物を大量に発送する企業や団体にとっては、この3割を超える値上げは経営に大きな影響を与えることが予想されます。

 

そういえば、この動きを察してか、少し前から、社労士会会報が紙ベースから、ホームページでの掲載に切り替わりました。


ただ、その切替え以来、会報を見ることはすっかりなくなりましたので、すべてをデジタル化するのも考えものです。

 

私自身は、業務で郵便を使うことは余りありませんが、知人の同業者には、これを機に郵便からメールやSNSに転換しようとしている人がいます。

 

この10月の値上げを機に、郵便の取扱量に大きな変化が起きそうです。

 

この間、この話を若い学生にしたら、これまで自分で郵送したことがないという、驚きの返事が返ってきました。


そのとき、その学生が尋ねてきたのは、宛先を封筒の表か裏らどちらに書いたらいいのかということでした。

 

これは少し極端な例だと思いますが、若い世代の間では、既に「郵便(手紙)文化」は廃れようとしているといってもいいかもしれません。

 

そんななかで、テレビ番組で「文通」を通じて知り合い結婚した老夫婦が紹介されていました。


「文通」は今では「マッチングアプリ」に当たるのだろうと思いますが、「文通」という言葉が醸し出す雰囲気には勝てないような気がしています。

 

今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。