こんにちは。

 

6月も下旬に入り、そろそろ夏のボーナスが支給される時期となりました。


今回は、春闘のベースアップに加え、例の定額減税の恩恵を受けることもあり、前年よりも支給額や手取額が増える人が多いはずです。

 

せっかく増えたボーナスですので、その分だけでも消費に回してもらい経済によい影響を与えてほしいと願うばかりです。


が、何しろ今年1月にスタートした新NISAから初めてのボーナスであり、賢明な若い世代は余裕資金をしっかりと投資に回すのかもしれません。

 

私自身、若かりし頃は、ボーナスを当て込んでクレジットで買い物をし、支給された同額がそのまま引き落とされることが多かったと記憶しています。

 

それでも一瞬でも増えた預金通帳の額面を見て、一人ニンマリとしたものでした。


ボーナスは働く者への激励であり、頑張った自分への褒美という性格があるのです。

 

しかし、4月からボーナスに全く縁のない身分となった今、そんな激励も届きませんし、褒美もありません。淡々と業務に勤しむ日々が続くだけです。


これがフリーランスの宿命といえば、それまでなのですが、何となく寂しい気がします。

 

もともとボーナスは、お盆と正月に帰省する労働者への小遣い的な性格だったようですが、すっかり日本社会に定着してしまいました。


欧米ではクリスマス時期に特別手当が出るようですが、日本のようなまとまった額にはならないようです。

 

ボーナスは本当は月例給に配分して支給されるのが筋だと思いますが、これだけ定着し、住宅や車のローンを組んでいる人も多いなかでは、そう簡単にひっくり返すわけにはいかないと思われます。

 

労働力の流動性が高まると少しは変わる可能性もありますが、そうなると、どこかの議員のように支給基準日まではいて、その直後に転職する人が増えそうで、それはそれで困ることになりそうです。

 

今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。