こんにちは。
ここしばらく社労士試験のことについて触れることが多くなっています。
私が受験したのは、第49回から第52回の4回でした。初めて受けてから今回の第56回で8回目になります。
そのうち4回はまさに当事者として、そして残り4回はいわば部外者として、試験の動向を見てきました。
毎回毎回、あたかも何事も起こらなかったかのように、試験は繰り返されているのですが、少しずつその内容に変化が出ているように感じています。
そうした観点から今回の試験を見ていくとき、気になる3つのポイントを取り上げてみます。
まず1つ目は、法改正問題です。
私が受験学習を始めた頃は、法改正は直前学習の重要なポイントで、出題数は今より多かったはずです。
受験専門誌や予備校の法改正対策講座を利用したこともありました。
それが最近では出題数がめっきり減ったような気がします。今回はどうなるのでしょうか。
2つ目は、試験問題の質です。
以前は、選択式で必ず「難問・奇問」が出題され、受験者はどんな問題が出されるか、戦々恐々としていました。
それがここ2年ほどは出題がなく、以前より質の高い問題が多くなりました。
さて今回、この凪(なぎ)状態が続くことになるのでしょうか。
3つ目は、女性合格者の動向です。
過去のデータから分かるように、合格者に占める女性の割合は増加傾向にあり、前回は40%を超えることになりました。
これは他の資格試験を一歩も二歩もリードしている状況です。
今回、この傾向が継続し、いよいよ50%に向かって前進することになるのでしょうか。
こうした3つのポイントに注目しながら、私にとって8回目の社労士試験をじっくりと眺めていきたいと思っています。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。