こんにちは。
予期せぬことは重なるもので、前回紹介したCT検査のときにもちょっとしたハプニングが起こりました。
そもそもこの検査は、少し前急に襲われた胸の痛みの原因を探るために心臓のCTを受けるものでした。
他の部位のCTは以前にも受けたことがありましたが、心臓は初めてでした。造影剤を注入する分だけ大変な検査になります。
腕に少しだけ太い針を刺し、そこから造影剤を入れて、それがどう心臓まで流れていくかを撮影することになります。
検査は順調に進んで無事終わり、針を抜いてもらってそこに止血帯を巻いてもらって家路に着いたのでした。
看護師さんからは「針が太かったので、強めに巻いています。10分はしておいてください」と言われたので、帰宅するまで、はずさずにいました。
検査で疲れたので自宅でゆったりしようと思い、着替えにとりかかって止血帯を外したとたん、真っ赤な鮮血が一気に噴き出しました。
よく見ると、アンダーシャツにも、上着にも、広い範囲に血が滲んでいます。
針を刺したところから激しく出血したようです。周囲は赤黒く腫れて盛り上がっています。
これは尋常ではないと思い、病院に電話して診てもらうことにしました。
先生曰く「止血帯を長くしていたため、圧がかかり過ぎたのかもしれません。少し様子を見ましょう」という見立てでした。
原因がよく分からないとき、必ず出てくる「様子見」発言に少し不信感を覚えましたが、素人の私にはそれ以上なす術もありません。
すごすごと帰宅することになりました。
どうやら先生が言いたかったのは「10分で止血帯を外していたら出血はなかったのに」ということだったようです。
それならそうと言ってほしかったと言おうと思ったのですが、多量出血後には、そこまで言う元気はすでになくなっていました。
一晩明けて出血は止まり、腫れも収まりましたが、浅黒い跡は残ったままです。
医学知識のない私には「様子見」しかありませんが、病院に対する不信感は募るばかりです。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。