こんにちは。
4月になって嬉しいことがいくつかあります。
その中の一つが、各局で新しいTVドラマが始まることです。特に「春ドラマ」はいつも力が入っているように感じていて、今からワクワクしています。
その先頭を切って、朝ドラ「虎に翼」が始まりました。
前作「ブギウギ」でのコテコテの大阪弁には関西在住の私も少し辟易していたところもあり、今回は東京が舞台のようでホッとしています。
今回の主人公のモデルは、日本初の女性弁護士で、のちに裁判官にもなった三淵嘉子さんということですが、脚本自体はオリジナルのようです。
その役を演じるのが、朝ドラ「ひよっこ」で、おてんばの米屋の娘役を怪演した伊藤沙莉さんです。
沙莉さんは、その後出演した「ミステリと言う勿れ」では警察官、「シッコウ」では裁判所執行官の補助役を好演しました。
そして、今度は弁護士を演じることになったのですが、この流れは偶然でなく、もしかしたら、必然だったのでしょうか。
個性的でほのぼのとした雰囲気の彼女と、女性弁護士とでは、かなりの隔たりを感じますが、それをこれからどのように埋めてくれるかが、楽しみです。
第1回では、沙莉さんがお見合いから逃げるために、梅丸少女歌劇団に入団することを口実にするシーンで出てきました。
朝ドラファンなら、これが前作「ブギウギ」で主人公が入団した歌劇団であることに気づいたはずです。
粋な、朝ドラリレーでした。
出演者では、他にも、沙莉さんの家に住む書生として登場する、仲野太賀さんにも注目です。
2026年の大河ドラマで、豊臣秀長を演じることが決まっていて、本作はその前哨戦として楽しめそうです。
3月は何かと不本意なことが多かったですが、こうして朝の楽しみも出来て、何とか4月は乗り切れそうな気がしてきました。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。