こんにちは。

 

3月に入って周辺が慌ただしくなってきたような気がします。


毎朝のルーティンである朝ドラ「ブギウギ」も残すところあと1か月となり、これからの展開に目が離せません。

 

新曲「買物ブギー」は、久しぶりにその歌詞を最後まで聞きましたが、改めて単語の組み合わせの斬新さを感じました。


これが1950(昭和25)年にリリースされていたのは驚きです。

 

さてこの朝ドラに最近登場したのが、趣里さん演じるスズ子に「家政婦」として雇われてきた大野さん(木野花さんが好演)です。

 

家政婦と言えば、これまでも「家政婦は見た!」とか「家政婦のミタ」「家政夫のミタゾノ」などの尖ったキャラクターが記憶に残っています。

 

この「家政婦(夫)」は労働法では「家事使用人」というカテゴリーに分類されています。


「家事使用人」は、社労士学習で学んだように、労基法は適用されませんが、一方で労働契約法の適用はあるという、少々変則的な職業になっています。

 

「家事使用人」は裕福な家庭のお手伝いさんというイメージが強いのですが、朝ドラで出てくる終戦直後は、戦争で夫と死別した寡婦の働き口として機能していたという背景がありました。

 

あたかも家族の一員のような働き方は労働者とはかけ離れたイメージがあったのだと思います。


それが今は家事代行としてアプリで発注するスタイルになりました。もう「家事使用人」とは言えなくなっているのです。

 

そんなことからか、今厚労省の研究会で論点の一つとなっています。


「家事使用人」が労働者となる日がくるのか、今後も注目したいと思っています。

 

今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。