こんにちは。
職場で働いていて病気になったとき、会社がしっかり支援してくれるのか、不安に思っている人も多いと思います。
労働社会保険の制度に加えて、会社でも休暇、休職、復職に関する制度を整え就業規則に規定していますが、それらを十分に理解したうえで働いている社員は少ないだろうと思われます。
まさか、自分が当事者になるとは思っていませんし、思いたくないというのが本音のところで、そうした情報に接するのは、実際に自分が病気になり仕事を休むようになってからではないでしょうか。
普段ならまだしも、自宅療養や入院となった場合は、病気のことで精一杯で、休暇・休職・復職制度のことまでは頭が回らないというのが普通です。
こんなとき、頼りにするのが職場の総務担当者です。
その方が、制度に精通しているかどうかで、その人の療養生活が大きく変わってきます。
そんな頼りになる人材を育成しようというのが、今月から受講している両立支援コーディネーター基本研修の趣旨です。
こうした知識を持った人たちを職場で増やし、治療と仕事の両立を支援しようとするものです。
実はこの研修内容の半分くらいは、社労士学習をした人であれば、既に知っていることばかりです。
残りの医療に関する部分は専門的すぎてすぐ理解するのは難しそうですが、基本的なところをしっかりと押さえたら何とかなると思います。
こうしたコーディネーターを各職場に配置できるよう、資格制度の整備や、配置の努力義務化を進めることが検討されてもいいと考えています。
そんなことを思いつつ受講しているのですが、Web研修でお馴染みの早送り機能が何故かこの研修では使えず、なかなか受講が進みません。
少しあせりを感じています。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。