こんにちは。
週末に行われていた大学入試共通テストが終わりました。
来年からは「情報」が新たに加わるなど、新しい制度に変わることもあって、是非今回で決めたいという受験生も多かったのではないでしょうか。
毎回、どんな問題が出ているのか興味があって新聞で確認するのが毎年の恒例になっています。
いつも解こうと試みるのですが、理数系科目は長いブランクのせいで、ほとんど手が出ない状況です。
年々出題方式が多様化・高度化しているように感じていて、通り一遍の対策では解けなくなっているような気がします。受験生は大変です。
毎回、「現代社会」と「政治経済」のなかから、社労士関連の出題をチェックしているのですが、今回も5つを発見することができました。
もしかしたら見落としもあるかもしれませんが、その内容を紹介しておきます。
【現代社会】
第2問
・問2「働き方改革に関する制度を問う問題」
・問3「内閣府調査から仕事選択時の視点を問う問題」
【政治経済】
第1問
・問5「有効求人倍率と完全失業率に関する問題」
・問7「社会保険、社会福祉制度に関する問題」
第2問
・問2「雇用保険、労災保険の負担に関する問題」
どの問題も現役社労士にとっては基礎レベルのものですが、自分が高校生の頃のことを考えると、なかなか手強かったのではないかと思います。
高校の授業のなかで、こうした労働・社会保険に関する分野が取り上げられることは、まさに現代社会が抱えている問題を学ぶことに他ならないわけで、大きな意味があります。
こうした実践的な学習を通じて、社労士を志す若者が増えていくことに期待したいと思います。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。