こんにちは。

 

お正月早々、つらいニュースが多く、心が沈みがちでしたが、一つだけ個人的に嬉しい話題がありました。


以前オンエアされて好評を博したTVドラマ「正直不動産」(NHK総合)のパート2が始まったのです。

 

 

興味のない人にはどうでもよいかもしれませんが、この作品は、意外に知られていない不動産取引のウラ側をドラマ仕立てで見られるというのがミソです。 


真偽のほどは分かりませんが、社労士やFPには、十分楽しめる内容に仕上がっています。

 

それはさておき、今年気になることの9つ目は、前回の多様な働き方の続きでフリーランスの行方です。

 

副業・兼業の流れのなかで、さらに自分の事業として独立起業し、フリーランスとして働く人が確実に増えています。

 

実は私自身もそれに近いのですが、社労士のなかにはそうした環境で業務に就いている人が多いはずです。

 

フリーランスを取り巻く労働法制は次第に整いつつありますが、まだ一般の労働者と比べると保護されないところが多く残されているのが現状です。

 

そうしたなか、昨年成立したフリーランス保護法は、ある意味画期的な法律でした。


今秋(まだ施行日は決まっていない)の施行に向けて細部が検討されているところです。

 

発注者や委託者との関係でどうしても弱い立場にあるフリーランスの取引がこの法によって少しでも安定したものになることを願っています。

 

しかし、これはまだフリーランス保護の入口に過ぎません。


労災、雇用保険、社会保険の各分野で「労働者性」が認められ、保護される範囲を拡大していく検討が急務と言えます。


この1年の進展に期待したいと思います。

 

今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。