こんにちは。

 

新年早々、散髪に行ってきました。本当は年末に済ませるつもりでしたが、バタバタしていて結局時間が取れず、新年を迎えてしまいました。


いつも行く散髪屋のおじさん(といってももう80歳超)は、ご近所の貴重な情報源でいつもいろいろなことを教えてくれます。

 

かつては、年末といえば散髪屋さんの書き入れ時で、最盛期には朝6時から翌朝8時まで夜通しで髪を切り続けたこともあったらしいです。


そんなことも今は昔となり、お正月に合わせてわざわざ髪を整える人も少なくなったといいます。

 

そのおじさんと語り合ったのが、今年気になる5つ目のこと、インボイス制度電子帳簿保存法(電帳法)の行方です。


おじさんに聞くと、インボイスは当然のように登録していないし、これからもそのつもりはないと言います。


電調法が今年1月から適用が開始されたことも知らないということでした。


顧客が個人ですので、あえて導入することはないのかもしれませんが、お客さんに多い個人事業主からも導入したという話は聞いたことがないということです。


まだ末端まで取組は進んでいないようです。


その原因には、制度が複雑で個人事業主にはどうしたらよいか分からない人が多いことがあります。


また、導入しなくても商売にそれほど影響しないというある意味柔軟な制度設計が、かえって導入を遅らせているとも言えます。

 

導入しない場合のデメリットが少ないことが、導入促進の障害になっているのです。

 

政治的な思惑で経過措置特例が講じられることは決して悪くはないのですが、それが当たり前になってしまっては、本末転倒と言わざるを得ません。

 

今年1年でどこまで取組が進むが見通せませんが、あれだけPRしていた頃と比べると今は静かになっているのを見ると、急に何かが動き始めることはなさそうです。

 

今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。