こんにちは。

 

日本人は演説が下手だと言われています。

比較する対象が余りないので、はっきりしたことは言えませんが、おそらくそうなんだと思います。

 

それでは「名演説」とはどんな演説なのでしょうか。


誰でも知っているのが、米国大統領だったリンカーンがゲティスバーグで行った演説です。


例の「人民の人民による人民のための政治」という部分は、民主主義の原点とも言える有名なフレーズとして伝えられています。

 

そんな心に残る演説を集めた「世界を動かした名演説」(ちくま新書:池上彰、パックン共著)は、古今東西15の演説を紹介しています。

 

古くはチャーチルに始まり、ケネディ、マンデラ、メルケル、ゼレンスキー、そして日本からは安倍元首相に昭和天皇と。


地位や立場、境遇はそれぞれ異なりますが、名演説として後世に伝えられる説得力ある演説には、共通する要素が3つあるとしています。

 

エトスその人自身の信頼性

ロゴス:論理的なアピール、言葉の力

パトス聞いている人の感情

 

同著では、それぞれの演説のどこにこうした説得力の秘訣が隠されているのかを「タネ明かし」してくれています。

 

日本人、とりわけ政治家の演説にこうした力を感じないのはとても残念なことです。


有力なスピーチライターがいないのかもしれませんが、話す方も聞く方も「演説の力」に接する機会が限られているからではないでしょうか。

 

それぞれの演説に込められた「言葉の力」をこの著書を通じて感じることができたのは幸運でした。

 

今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。