こんにちは。

 

「しごとより、いのち。」


こんなキャッチフレーズの啓発ポスターを見かけます。11月は「過労死等防止啓発月間」で、過労死をなくすために全国で啓発活動が行われています。

 

冒頭のフレーズは、今では当たり前に受け止められますが、高度経済成長期には「何よりもまず、しごとや。」と考える人が多かったかもしれません。

 

あの「24時間戦えますか。」がCМで流れたのは、1989年のこと。世の中はまさにバブル経済の絶頂期にありました。

 

その頃の感覚は、使用者ばかりか、労働者の多くが、命を削って働くことに抵抗を感じるどころか、それを勲章みたいに考えていたのが事実です。

 

それが正しいことだったかどうかは、その後次第に証明され、世の中は正常化していくのですが、それと同時に「失われた30年」を迎えました。

 

これらに相関関係があるとは思いたくもありませんが、生産性が上がらないまま、労働時間が減れば、付加価値が上がらないのも無理はありません。

 

日本人の「勤勉さ」は自他とも認めるところですが、当時は「勤勉=長時間労働」というモノサシがあったのは事実です。


それは、労働時間以外に適切な評価手段が見つからなかったからです。

 

いよいよ生産性向上が待ったなしの課題になっている今、その「勤勉さ」を労働時間以外で正当に評価することが求められている気がします。

 

そのうえで本当のところは「しごとも、いのちも。」であるべきだと思うのです。

 

今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。