こんにちは。

 

前回は「N分のN乗方式」について触れましたが、もう一つ、ちまたでささやかれているのが「年金ハーフ方式」という考え方です。

 

「ハーフ」と言えば、ビール党には「ハーフ&ハーフ」くらいしか思い浮かびません。


が、ここでの「ハーフ」は厚生年金の保険料も年金額も半分(ハーフ)にするという方式です。

 

この仕組みは至ってシンプルで、厚生年金保険料の半分(ハーフ)である事業主負担部分は、これまでどおり事業主が支払い、残り半分(ハーフ)の労働者負担部分は労働者の選択に任せるというものです。

 

残り半分(ハーフ)も払う選択なら、今までどおり年金全額(フル)が受給できますが、払わない選択ならその分は年金が減ることになります。

 

これなら今問題となっている「年金の壁」も気にしなくてよいというメリットが強調されています。


しかし、もう一つのメリットは、保険料を支払ってもリターンが期待できない年金ではなく、その分を投資に振り向けることができることにあります。

 

年金制度のこれからに信頼する人は「フル」を選ぶでしょうが、そうでない人は「ハーフ」でいいやということになるかもしれません。

 

制度導入で「ハーフ」を選ぶ人が大半になると、年金制度そのものが成り立たなくなりますが、選択の幅を限定すれば、有効に機能するような気もします。

 

これも「N分のN乗方式」と一緒で、最初から否定するのではなく、一度検討の俎上に上げてみるのがよさそうです。


ただ、こちらの方はまだまだ認知度が低いようで、まずは理解を深める方が先決かもしれません。

 

今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。