こんにちは。


前職で部下が何名かいたとき、一人が体調を壊して休みがちになりました。まだ30代半ばの若い男性でした。


何度か休んだり出てきたりを繰り返したため、面談で身体の様子を詳しく聴いてみました。


その結果判ったのが、彼が軽度のアルコール依存症で、精神科の医師にもかかっていることでした。


仕事のストレスから、どうしてもアルコールに手が伸びてしまうというのです。


医師に診てもらっているからと少し安心していたところ、彼が仕事で大きなミスをしました。


支払期日が過ぎている請求書を、何枚も机の中にため込んでいました。


ほかにもミスを繰り返すので、しばらく休職したらどうかと話をしましたが、応じようとしません。


困った挙句、隣の県に住む父親に連絡することにしました。


堅い職業に就いていると聞いていましたので、期待していたのですが、反応は予想外のものでした。


「息子に限ってそんなミスをするわけあらへん。医師の診断も怪しいもんや」


父親から帰ってきたのは、そんな自分の息子を擁護する反論でした。


こうした時、家族は身内の側に付くことを思い知らされました。


彼とはその後も何度か話し合いましたが、埒が明かないので、次の異動で事務負担のない職場に配置換えすることにしました。


そのあと、彼はその職場の水が合ったのか、問題なく勤務をこなしているようです。


後味はよくありませんでしたが、結果的には、これでよかったのだと思っています。


今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。