こんにちは。

 

かつて街角でよく見かけた電気メーターの検針員さんの姿ですが、最近余り見なくなりました。

 

これはもしかしたらスマートメーターが普及したからなのでしょうか。何でも既に8割くらいが従来型から置き換わっているということらしいです。

 

そういえば、うちのマンションでもいつの間にかスマートメーターに変わっていました。

 

電気使用量をいちいち家庭まで見に行かなくても、システム上で確認できるようになったのですから、検針員さんの仕事がなくなったのも無理ありません。

 

これも時代の趨勢なのですが、スマートメーターのメリットはそれだけにとどまらず、電気使用量のビッグデータを蓄積して、様々な新しいビジネスに活用できるようになったことにあります。

 

このようにして、新しいイノベーションが生まれることは、大変素晴らしいことです。


ただ、自分の電気使用量を知られることは、私的な生活があらわにされるような気がして、何となく気恥ずかしい気がしてなりません。


もちろん、データは匿名化されているはずですから、個人名が出ていくことはないはずですが。

 

それとよくあった議論は、電気使用量のデータは誰のものであるかということです。


電気の使用者のものなのか、電気会社のものなのかがよく議論されていたのを記憶しています。

 

何でも新しいことが始まるときには、何かしら抵抗感があるものです。


しかし、こうしたことを考えているのもスタート段階の今だけで、すぐにそんなことは気にしなくなるのが世の常なのですが。


もしかしたら、今いろいろもめているあの「ナンバー制度」もそうなのかもしれません。

 

今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。